この記事ではクリスマスの由来を幼稚園児(3~6歳くらい)でもわかるように簡単&わかりやすく解説していきます。
前半に子供向けの簡単な説明を、後半に大人向けの詳しい説明を入れています。合わせてご利用ください!
【子ども向け】クリスマスの由来
クリスマスとは、キリスト教を作ったイエス・キリストが「神」としての世に誕生したことを祝う「降誕祭」を意味します。
クリスマスってどんな日?
クリスマスとは、イエス・キリストが「神」としての世に誕生した日を意味します。
イエス・キリストって誰?
イエス・キリストは神のたった一人の子のこと。神の子キリストが「イエス」という人間性をとり、この地に生まれたとされています。
クリスマスって何するの?
クリスマスは本来キリスト教徒が教会で礼拝に参加したり讃美歌を歌うことにより、イエス・キリストの降誕を祝う日です。
「メリークリスマス」ってどんな意味?
メリー(Merry)=「楽しい」「愉快な」「陽気な」という意味を持ちます。すなわち「メリークリスマス=楽しいクリスマスを!」という意味になります。
子どもでもわかるサンタクロースの由来
サンタクロースの由来は4世紀頃に実在した司教「セント=ニコラウス」が訛ったものとされています。
サンタさんってどんな人?
サンタクロースの起源である聖ニコラスは身売りをしようとした没落貴族の娘を助けるためこっそり金貨を彼女の家へ投げ込んだとされています。
起源としては金貨を靴に入れたことになっていますが、子供に「サンタさん=お金をあげた人」と説明は微妙なのでプレゼントとしています。
サンタさんはどこにいるの?
サンタの居住地については世界各国で解釈が異なりますが、世界中の公認サンタが「サンタはグリーンランドに住んでいる」と認定しています。
なぜサンタさんはトナカイといっしょにくるの?
所説ありますが北欧のサーミ人という魔法を使えるとされた遊牧民がトナカイを放牧しており、それがサンタのイメージに合っていたためとされています。
プレゼントはなぜくつしたにはいってるの?
サンタの起源である聖ニコラスが身売り寸前の娘を助けようと窓から金貨を投げ入れたところ、暖炉に干してあった靴下に入ったことが由来とされます。
子どもでもわかるクリスマスツリー&リースの意味
クリスマスにかかせないツリー&リースの意味も、子ども向けにわかりやすく簡単に解説していきます。
なんでツリーを飾るの?
冬の常緑樹は不死の象徴とされクリスチャンにとってはキリストを思い出させるものであり、降誕祭のためにもみの木を飾ったことが由来とされます。
最初にクリスマスツリーを飾ったのはマルチン・ルター(宗教革命家)とされています。イブに枝の間に輝く星を見て、その美しさを子供たちに伝えようと家で再現したのが由来です。
なんでリースを飾るの?
リースの輪の始まりも終わりもない「永遠性」とキリスト教の神から人への愛が合わさり「永遠の神からの愛」を願う意味合いを持つのが由来とされます。
【大人向け】クリスマスの由来
クリスマスの由来
クリスマスの由来を楽しく学べるおすすめ絵本5選
とはいえ、やっぱり子供にクリスマスを説明するのってなかなか難しいですよね。でも、絵本ならお話を楽しみながらイメージを膨らまして由来を学ぶことができます。
ということで、クリスマスの由来を楽しく学べる絵本5選をご紹介します♪
クリスマスおめでとう
対象年齢 | 3歳~5歳ごろ |
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著者 | ひぐちみちこ |
出版社 | こぐま社 |
あらすじ
「みんなが まっていた うれしいことって なに?」という序文からイエス・キリストの降誕がなぜみなにとってうれしいことかを、天使やひつじなど可愛いキャラクターを交えながらわかりやすく説明していく物語。
おすすめポイント
読みながらつい引き込まれる可愛らしい貼り絵のイラストの世界観
クリスマスってなあに
対象年齢 | – |
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著者 | ディック・ブルーナ/ふなざきやすこ |
出版社 | 講談社 |
あらすじ
みんなが寝静まった暗く静かな夜に空が明るくなり天使が現れ、ベツレヘムの馬小屋で生まれた赤子を皆に幸せを運ぶ神様「イエス」だと羊飼いに伝え、星に導かれた先には一人の赤ちゃんが…と、キリストの降誕を解説するストーリー。
おすすめポイント
子どもの喜ぶしかけ&ミッフィーでおなじみのブルーナの可愛いイラスト
サンタクロースってほんとにいるの?
対象年齢 | 5歳くらい~ |
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著者 | てるおかいつこ(文)/すぎうらはんも(絵) |
出版社 | 福音館書店 |
あらすじ
「サンタクロースって本当にいるの?」と子どもが聞くと、パパは「いるよ」と答えます。「煙突がなくてもくるの?」「どうして夜中にくるの?」など、子どものサンタさんに対する色々な疑問に由来に寄り添いながら答えてくれる絵本です。
おすすめポイント
サンタさんに対する疑問を「これでもか!」というほど本当のように答えてくれる
となかいはなぜサンタのそりをひく?
対象年齢 | 3歳~4歳ごろ |
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著者 | モー・プライス(文)/アツコ・モロズミ(絵)/松野正子(訳) |
出版社 | 岩波書店 |
あらすじ
クリスマスのプレゼントを配る子どもがどんどん増えてサンタはもうヘロヘロに。小人たちはそんなサンタにそりを作ったものの、だれがそりをひくかで大騒ぎに。トナカイとサンタの楽しい想像が広がるファンタジーです。
おすすめポイント
トナカイとサンタクロースの組み合わせの理由をわかりやすく楽しめる
クリスマスにくつしたをさげるわけ
対象年齢 | – |
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著者 | 間所ひさこ(文)/ふりやかよこ(絵) |
出版社 | 教育画劇 |
あらすじ
聖ニコラスが財産をなくした気の毒な家族のうわさを聞き、その家族の家の窓から金貨を入った袋を投げ込んだところ、その袋は干してあった靴下の中に…。サンタがプレゼントを靴下に入れる由来を、とてもわかりやすいストーリーに仕立てています。
おすすめポイント
なぜ靴下にプレゼントを入れるのか、子ども向けに簡単&わかりやすく書かれている
楽しく子どもと学ぶクリスマスの由来
クリスマスはイエス・キリストが神として降誕したことをお祝いする日というのを、子どもでもわかるように簡単に解説してきました。
- クリスマス=イエス・キリストが神様として降誕したお祝い
- サンタクロース=困った人に手を差し伸べるやさしい人
- ツリー&リース=キリストへの忠誠を誓い降誕を祝うアイテム
この3つを子どもでもわかる言葉で伝えれば、きっとお子さんも楽しみながらクリスマスについて学ぶことができますよ。
もし、お子様がひらがなを読めるようでしたらこの記事はひらがなメインで書いているので、一緒に読みながらクリスマスの由来を学んでみてくださいね!