子供が遊ぶような公園の砂場にかけられたネット。これって、何か意味があるのと考えたことはありませんか?
今回の記事では砂場にネットをかける意味と、どのような砂場が衛生的かママ目線から調べたことをわかりやすくまとめました。
砂場のネットが果たす役割
公園などの砂場に被されたネットは、動物の侵入及び糞尿被害を防ぐために設置されています。
どの程度ネットによる動物除けの効果があるのかはわかりませんが、私自身の経験ですとネットのかかってない砂場では何度か動物の糞を見かけたことがありますが、ネットで管理されている砂場では今のところ糞尿を見かけたことはありません。
犬・猫の大便の成分と感染症
犬や猫の大便の成分として、悪玉の腸内細菌である大腸菌やクロストリジウム属菌が含まれています。
大腸菌は大腸菌感染症に感染する恐れがあり、感染すれば下痢や腹痛などの症状を引き起こします。また、クロストリジウム属菌はクロストリジウム感染症に感染する恐れがあり、感染すれば胃腸炎などの症状を引き起こします。
砂場で遊ぶ子供は、基本的に乳幼児などの小さな子供。砂場遊びは楽しく知育効果も高いですが、なるべく感染症のリスクからは遠ざけてあげたいですよね。
衛生的な砂場のポイント
色々調べてどのような砂場が比較的衛生的かを、3つのポイントに絞ってみました。
- 柵やネットが設置してある
- 植物棚などの日光を遮るものがない
- 手洗い場が設置してある
柵やネットが設置してある
最もおすすめなのは柵やネットが設置されている砂場です。
犬や猫などの動物による糞尿被害を軽減し、かつ、紫外線による殺菌効果が望めます。
植物棚などの日光を遮るものがない
次に、植物棚などの日光を遮るものがないほうが砂場は衛生的といえます。
藤棚などの植物棚があると日陰が出来るため暑さを凌ぐことが出来て一見良いように思いますが、日光の紫外線による殺菌・消毒効果が薄れるため衛生面では日陰はあまり良いポイントではありません。
手洗い場が設置してある
最後に、手洗い場が設置してあることも大切です。
砂場自体の衛生面というよりは、家に帰る前に少しでも手を洗って綺麗にしておくことが大切です。
ネットなどが張られていても、基本的に砂や土には細菌がたっぷりと含まれていますが、水でしっかり洗い流すだけでも細菌の量はかなり軽減することができます。
もちろん、石鹸でしっかり洗えれば尚良し!携帯できる紙石鹸やハンドソープが、公園遊びの際にはおすすめです。
【まとめ】子供と安心して砂場遊びを楽しむために
公園などの砂場にネットが張ってあるのは、動物による糞尿被害を防ぎ砂場を衛生的に管理するためです。
そのうえで衛生的な砂場を見分ける3つのポイントは、
- 柵やネットが設置してある
- 植物棚などの日光を遮るものがない
- 手洗い場が設置してある
ぜひ、公園遊びの際に参考にしてみてくださいね!