結論:おすすめは家庭の状況によって異なります!
この記事を読めば、
- バス通園・7つのメリット
- バス通園・5つのデメリット
- 送り迎え・5つのメリット
- 送り迎え・5つのデメリット
- バス通園がおすすめな人
- 送り迎えがおすすめな人
について詳しく知ることが出来ます。
【幼稚園】バス通園する7つのメリット
我が家は今の幼稚園に転園する前、バス通園を利用していました。その時のバス利用条件はコチラ↓
- 姉(年少)、弟(1歳)で姉のみ通園
- バス停までは徒歩で2~3分
- バス停には屋根あり
- 費用は3,000円/月(往復)
- バス契約は月単位
- 幼稚園まで約2.7㎞(自転車で約15分)
- 乗っている時間は行き:約10分、帰り:25分
- 土曜保育・長期休みは利用不可
この上で、バス通園には7つのメリットがあると感じました。
一つ一つ解説していきますね。
気の合うバス仲間だと楽しい
まず一番に、気の合うバス仲間だとバス通園は最高です!私のバス停は運良く(?)年少のみ4人の構成で、みんなバス利用が初めて。
私以外はママ同士知り合いだったようですが、とても良い人達で仲間外れとかそういうことはなく、ママ同士も子供達も仲良かったです。
皆同じ学年という事もありバス待ちの間もお喋りしたり、帰りには公園で遊んだりととても楽しい1年間を過ごさせてもらいました。
お友達と一緒のため愚図りにくい
バス通園はそのバス停が1人のみという場合を除いて、毎日同じお友達と一緒にバスに乗ることになります。
娘が愚図った時もお友達が「一緒に乗ろー!」と声をかけてくれたり、「○○ちゃん、もうバス停ついてるかな~?どっちが早く着くかな~?」なんて言うと、朝ダラダラしないで支度したりしてくれました。
当時はお友達と一緒だったおかげで無事通園できた、と私は思っています。
雨の日や寒い日でもさほど大変じゃない
バス通園の大きなメリットの一つとして、大変さが天候に左右されないというのがあります。
当時の家は幼稚園まで2.7㎞あったので、保護者会や用事などで送り迎えする時に雨なんか降られたらもう大変…。ちなみに、雨よりも【風】の方が、通園時は危ないなと感じました。
その点、バス通園だと家から最寄りのバス停までの距離って、基本そんなにありません。なので、1年を通してあまり辛いと感じた日はありませんでした。
家が近いお友達が出来る
バス通園の場合、基本的に家から近いバス停を選ぶか住所を元に幼稚園からバス停を決められます。
そのため、家が近所の人が集められるので、家の近いお友達ができるというメリットがあります。
降園後も遊びやすい
家が近いということで、おのずと行動範囲も被ってきます。
約束している時はもちろん、そうでない時も同じ公園でバッタリ会うことも多く、降園後でも一緒に遊びやすい環境にありました。
預かりあったり助け合える
私は特に必要がなかったのでやりませんでしたが、同じバス停のママ同士が一時保育などを利用出来なくてどうしても子供を預けたい場合、預かりあったりしていたママ達もいました。
同じバス停だと待ち合わせしなくても一緒に帰ってくるので、そのまま自分の家に子供を預かったり出来るのが便利そうでしたね!
妊娠中や下の子がいても安心
送り迎えだと妊娠中や下の子が小さな場合、上の子に左右されたり悪天候の時にとても大変ですが、バス通園ではその点はとても安心できます。
妊娠中でもバス停までの送迎であれば負担は少ないですし、我が家の下の子はとにかく歩かなかったのですが距離が短かったので、ギリギリ抱っこで頑張れました。
【幼稚園】バス通園する5つのデメリット
続いて、バス通園のデメリット5つはコチラ↓
相性が悪いと最悪
バス通園は気の合う仲間なら楽しいですが、バス停メンバー同士の相性や仲が悪いと本当に最悪だと思います。(朝一番で嫌な気分にはなりたくないですよね…)
私は運よく回避出来ましたが、同じクラスのママが「上級生ママが怖いんだよね~」とか「親同士も基本会話しない」「子供同士も話さないか無視されがち」と言っているのを聞きました。
バス代の負担が生じる
幼稚園にもよりますが、バス通園は月数千円の金銭的負担が生じます。バス通園していた前の幼稚園は往復で【3,000円/月×12=36,000円/年】ほどかかっていました。
因みに、現在の幼稚園はバス料金がものすごく高い…。片道2,500円/月、往復4,800円/月と、片道か往復か選択出来るのは有難いのですがとにかく高すぎやー!!!
バス停まで行くまでが大変
我が家の場合、バス停までは約150mほどだったのですが、この150mがとにかく長く感じました。途中分岐点があれば姉弟で別の方向に行きたいと喧嘩したり、途中で座り込んだり、順調に行く日の方が少なかったと思います。
大人が普通に歩けば2~3分ほどの距離ですが、約10分は見て家を早めに出ていました。家の前がバス停という方を除いて、バス停まで行くことが意外に大変だと思います。
知り合いが出来にくい
バス通園は同じバス停の人とは毎日顔を合わせるのですぐ顔見知りになれる反面、送り迎えのママとは保護者会や行事の時以外で顔を合わせることがないので中々話す機会が持てません。
娘の幼稚園ではクラスの3分の1強が送り迎えで、残りがバス通園だったのですが、送り迎えのママで話したり一緒に遊んだりするようになった人はわずかでした。
幼稚園での様子がわかりにくい
幼稚園バスにも添乗の先生は乗っていますが、担任の先生とは限りませんし、また、急いで乗車しないと他のバス停の方へ迷惑がかかるので基本話などは出来ません。
そのため、幼稚園での普段の様子がわかりにくいというデメリットがあります。(もちろん、気になることがあれば連絡帳などで確認も可能ですが、毎日書くことはないですよね…)
【幼稚園】送り迎えで通園する5つのメリット
続いて、実際に送り迎えした時の経験を元に5つのメリットをまとめました。
- 姉(年中)、弟(満3歳児)で2人とも通園
- 家から幼稚園までは約1㎞ほど
- 自転車利用で約5分
- 弟が歩かないので徒歩は無理
- 弟の3歳の誕生月翌月までバス不可
好きな時間に出発出来る
娘の幼稚園では、夏場は朝8:30~9:30の間、冬場は9:00~9:30の間で好きな時間に登園することが出来るので、家を出る時間が基本自由になります。
家を出る直前に下の子のおむつを替えなきゃならない状況になっても、バスのように焦る必要はありません。
園での様子を詳しく聞ける
送り迎えの場合、毎日担任の先生と顔を合わせることになります。
娘の幼稚園ではお迎えの際に担任の先生が今日の活動や子供の様子を教えてくれるので、幼稚園で子供がどんな風に過ごしているのか詳しく知ることが出来ます。
子供の友達と直に話せる
幼稚園やクラスにもよりますが、送り迎えの園児は結構多いものです。送り迎えに行くと娘の友達が寄ってきたりして、バス通園の時よりも沢山のお友達と直に話すことができました。
グイグイ喋りかけてくれる子も多く、月日が経つにつれて次第にクラスの中で名前と顔が一致する子が増えていって楽しかったです。
バス代を節約できる
送り迎えの体力的負担は大きいですが、その分バス代という金銭的負担を減らすことが可能です。
片道か往復か、また、金額は幼稚園によっても異なりますが、転園後の幼稚園の場合は姉弟で往復利用すると4,800/月×2人×12か月=115,200円にも!
他のママと交流しやすい
送り迎えのために幼稚園へ行くと同じく送迎のママが沢山いるため、子供を待つ間に話したりとママ同士が交流しやすいのが送り迎えのメリットです。
私自身も子供が転園して知り合いがいなかったので、送り迎えに並んでいる時に話しかけられたり話しかけたりで顔見知りと呼べる人が少しづつ増えてきました。
【幼稚園】送り迎えで通園する5つのデメリット
反対に、送り迎えで通園する5つのデメリットをまとめました。
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- 子供の機嫌次第で登園を渋る
- 妊娠中や下の子がいるともう無理
- 雨の日や寒い日は本当にしんどい
- ぼっちママになると待ち時間が辛い
- 遊び始めて帰るタイミングを失う
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子供の機嫌次第で登園を渋る
うちの長女は幼稚園自体は楽しく行きたがるのですが、幼稚園へ着くと「ママと離れたくない~」と愚図りはじめて教室に入ってくれませんでした(ほぼ毎日)。
そのため個人面談の際に先生と相談して、登園を渋る際には先生に協力してもらうことになったのですが、正門から教室までは私が連れて行かなければならないので巨大な4歳児を米俵のように抱っこしながら連れていくのが本当に辛い毎日でした。
妊娠中や下の子がいるともう無理
妊娠中や下の子が小さいと送り迎えは本当に辛いです。自転車の場合は特に危ないので妊娠中はあまり乗るべきではないでしょうし、雨や風などで転倒の恐れもあります。
また、下の子が小さい場合も上の子の事情で振り回さなければならない事が多くなってくるのと、夜泣きや授乳などのお世話で睡眠不足の中さらに送迎に体力を使うのは本当にしんどいです。
雨の日や寒い日は本当にしんどい
雨の日は自転車だと顔や服がびしょびしょになるし、徒歩だと子供が歩かなかったり水たまりに突入したりしてもう大変…。そして冬の寒い日は手がカチカチになりながら送迎島数。
天候の悪い日の送り迎えにはかなり辛いものがあります。我が家は下の子が「風」がだめで、少しでも風があると「怖いー!行きたくないー!飛ばされるー!」と泣き出します…いや、13キロあるし飛ばされはしないよ…。
ぼっちママになると待ち時間が辛い
転園したての頃は知り合いがいなかったので、他のママ同士が話したりしてるのを見るとこの場にいるのが気まずいなーと思う事が毎日でした。ぼっちママの待ち時間は辛いです。
気にしない人は気にしないと思いますが、気にする人は気にします。あと、送り迎えのママはコミュ力高めの人が多いと私は感じているので、コミュ障気味のママには倍辛いかも。
遊び始めて帰るタイミングを失う
子供達が通う幼稚園では、天気がいいと園庭で遊び始める子が多数いて、我が子もその一員。遊び始めると中々帰ろうとしないので、アナウンスで降園を促されるまで帰れないこともしばしば。
何もなければまぁいいのですが、用事がある時は困りものでしたね。お友達も一緒なので、そりゃ楽しいんだろうなーと思いながら諦めていました。
バス通園がおすすめな人
私がバス通園をして感じたメリット・デメリットを考慮の上で、バス通園がおすすめなのは以下の人です。
- 家から幼稚園が遠い人
- 人付き合いを限定的にしたい人
- 妊娠中や下の子がいる人
送り迎えがおすすめな人
また、送り迎えをして感じたメリット・デメリットを考慮して送り迎えがおすすめなのは以下の人です。
- 幼稚園から半径1㎞くらいまでの人
- 子供の幼稚園での様子が知りたい人
- 他のママとも積極的に関わりたい人
我が家が「バス」一択な理由
因みに私はですが、両方経験してみて…
前の幼稚園→バスで良かった!
今の幼稚園→やっぱりバスがいい!
という結論に至りました。
その一番大きな理由は【子供の愚図りがバスの方が圧倒的に少なかった】からです。
体力的な部分よりも精神的に疲弊するほうが私は日々疲れが残るタイプなので、ある程度人間関係がうまくいかなくてもバスの方がいいなというのが正直なところです。
【まとめ】バス通園or送り迎え、どっちがおすすめかは家庭による
以上、バス通園と送り迎え、それぞれのメリット・デメリットをまとめたうえでおすすめな人の特徴はコチラ↓
- 家から幼稚園が遠い人
- 人付き合いを限定的にしたい人
- 妊娠中や下の子がいる人
- 幼稚園から半径1㎞くらいまでの人
- 子供の幼稚園での様子が知りたい人
- 他のママとも積極的に関わりたい人