ある程度手先が器用になってくると1つは家に欲しい知育ブロック。中でも、リブロックとレゴで迷っている方向けにこの記事を書いています。
リブロックとレゴ、両方で遊んだ経験を持つ我が家としての結論は、買うなら絶対に【リブロック】です!
この記事で以下のことがわかります↓
- レゴよりリブロックを推す3つの理由
- リブロックとレゴの比較
- リブロックのメリット&デメリット
- レゴのメリット&デメリット
- リブロックがおすすめな人
- レゴがおすすめな人
レゴよりリブロックを推す3つの理由
最初はレゴを買おうと思っていた我が家。が、旦那が幼少期にリブロックを使用していたため、義両親がリブロックのセットを下の子1歳の時にプレゼントしてくれました…。
最初は「あぁ…レゴがよかった(笑)」と思った私ですが、リブロック歴約2年になって【レゴより断然リブロックだよね!】と思うようになった3つの理由を伝えます。
コチラです↓
- 想像力が育まれる
- 可動性が高い
- 遊びの幅が広い
想像力が育まれる
リブロックのパーツは形がとてもシンプル。そして、色も基本は4色(赤・緑・黄・青)なので、レゴのように沢山の色やパーツが揃っているわけではありません。
だからこそ、ブロックを使って遊ぶ子供の想像力が育つと感じました。
最初はただブロック同士をくっつけて遊ぶのが精いっぱいだった長女(リブロック購入当初2歳半)が、今(4歳半)は自分が作りたいもののために限られたものをどう生かすか、足りないものをどうやったら補えるか、どんなものを作るためには何がどのくらい必要か、きちんと考えられるようになりました。
そのため、普通はブロックで作らなそうなものなども次第に作るようになり、最近では作ったものを当てるゲームなどをして楽しんでいます!
可動性が高い
レゴ等の他のブロックと比較してリブロックの良い所は可動性が高い点にあります。
それを実現するのが、こちらのリブロックの車輪パーツ↓
中央の穴の部分に丸い棒や四角い棒を通す事によって、クルクル回る仕組みになっています。これをうまく活用すると、ロボット、車、動物、何でも動く仕様に作ることが出来るんです!
遊びの幅が広い
リブロックはブロックとして遊ぶだけではなく、色々な遊びと組み合わせて使えるので遊びの幅が広いのが特徴です。
例えば、楽器として遊んだり…
積み上げるゲームをしたり…
ぬいぐるみと一緒に遊んだり…
戦いごっこをしたり…
作ったものがそのままおもちゃとして使えるので、リブロックは子供の数だけ遊び方があるブロックと言っても過言ではないと思います。
遊びの幅が広いため、生後半年くらいの赤ちゃんから小学生まで本当に長く使えるのは親としても有難いところ。
リブロックは大パーツと小パーツにわかれています。小さなパーツは赤ちゃんは誤飲の可能性もあるので、2歳未満の場合は大パーツのみのセットを使った方が安心です。
▼2歳未満におすすめの「はじめてセットDX」
▼最初からある程度パーツが欲しい人は「基本セットXL」がおすすめ
リブロックとレゴの比較
では、具体的にリブロックとレゴは何が違うの?ということで、わかりやすく比較表にしてまとめてみました。
リブロック | レゴ | |
---|---|---|
特徴 | ドイツ生まれの動くブロック | デンマークの組み立てブロック |
パーツの種類 | Hブロック Aブロック シャフト 車輪 ジョイント ゴムベルト 人形 |
商品によって異なる |
組み立て方 | 全方向から組み立てが可能 | 積み上げが基本 |
対象年齢 (目安) |
大パーツ:1.5歳~ 小パーツ:3歳~ |
デュプロ:1.5歳~ ビルダー:4歳~ |
デザイン性 | 低い | 高い |
身につく力 | 想像力 空間認識能力 集中力 |
集中力 色彩感覚 完結力 |
値段 | やや高い | 高い |
以上のリブロックとレゴの特徴を踏まえて、それぞれのブロックのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
リブロックのメリット&デメリット
まずは、実際にリブロックを2年ほど使ってみて感じたメリットを3つにまとめました。
リブロックのメリット
空間認識能力が上がる
リブロックの組み立て方の特徴として、上下左右どこからでもパーツを組み合わせられるという点があります。そのため、作品を作る過程で自然と空間認識能力が養われます。
もちろん、パーツ次第で組み合わせが難しい方向もありますが、そこで悩み解決する過程で論理的に考える力も身につけて行けるなと遊ぶ長女を見て思いました。
作品がおもちゃになる
リブロックはとても丈夫で、きっちりと組み合わせた作品はそう簡単には壊れません。そのため、作品自体がおもちゃとなり、自分自身で遊ぶことができます。
「ないおもちゃは、リブロックで作る!」が我が家のスタンス。プラレールの陸橋やトンネル、お人形用の椅子やテーブルなどもリブロックで作ったりと、活用の幅は無限大です。
飽きがこない
リブロックを使い始めて約2年ほどが経ちますが、ほぼ毎日遊んでいるにも関わらず全く飽きる様子がありません。私が家事をして構えない時は、殆どリブロックで遊んでいると言っても過言ではないかも。
作品の自由度が高く完成形がないので、毎日遊んでも日々違う作品が出来上がるのがリブロックの良い所。子供の成長が作品から読みとれ、親としても楽しませてもらってます。
リブロックのデメリット
リブロックを推す私ですが実際に遊んでみて正直微妙に感じたこともあるので、デメリットも3つにまとめました。
ネット以外での購入が難しい
日本においてリブロックは他の知育ブロックと比べて知名度が低いです。その理由の一つに、ネット以外での購入が難しいという点があげられると思います。
量販店やデパートでは今のところ見かけたことがありません。もう少し気軽に買い足したりできるといいのにな…と感じています。
小さなセットだと物足りない
息子の1歳の誕生日に大パーツのみで構成される「はじめてセットDX」を貰いました。最初息子は色遊びや音遊びが中心、娘(当時2歳9か月)の作る作品も小さなものなので満足していました。
が、半年ほど経過して長女(当時3歳半)が作りたい作品に対して徐々にパーツが足りなくなり…結局基本セットXLを買い足してもらうことになりました。小さなセットはお試しにはいいけれど、作品が作れるようになると絶対に物足りません。
月齢が小さいと分解しにくい
リブロックはキッチリ組み立てるととても頑丈になります。ただ、それは反面分解しにくいということでもあると感じました。
様々な方向から複合的に組み立てると、子供の力だと分解しづらいこともあるようです。4歳の娘でもたまに分解できなくてイライラしているのが見受けられるので…
レゴのメリット&デメリット
続いてレゴで遊ぶ中で感じたメリットを3つ紹介します!(※我が家はレゴは持っていませんがよく行く児童館にあるので、定期的に遊んでいます♪)
レゴのメリット
組み立てが簡単で達成感が得やすい
レゴのブロックの特徴は、積み上げ式なので組み立てが簡単なところにあります。1歳半から使えるデュプロは特に簡単で、1歳くらいの子でも十分遊べます。
シリーズもののセットは出来上がりが大体決まっているので、プラモデル感覚で取り組むことが出来るので、完成すれば達成感も得やすいのが良い所。
どこでも買うことができる
知育ブロックの中でも圧倒的な知名度のレゴは、ネットでも量販店でも比較的どこでも買うことが可能。だから、買い足しもとてもしやすく、実際に目で見て買えるのがメリット。
レゴを持っている人はクリスマスプレゼントや誕生日などで買い足すことも多いそうですが、直前でも買えるのは助かりますよね!
シリーズものが豊富
ディズニーやミニオンズなど、人気キャラクターのシリーズものから「船」「車」「電車」などのシリーズものまで、豊富な商品ラインナップがレゴの良い所。
男の子向けも女の子向けも偏ることなく充実しているので、姉弟で好みに合わせて別のシリーズを買ってあげられるのはプレゼント向きと言えます。
レゴのデメリット
反対に、レゴのデメリットは以下の3つです。
完成形が見えている
レゴのイマイチな点は、シリーズものだと完成形がほぼ見えていることもあり、想像力を育むという観点からはマイナスだと私は感じました。
また、シリーズではなく単純パーツのセットでも基本積み上げというその組み立ての性質から、子供が作るものにも割と偏りが出てくる(動かない家や建物を作りがち)という印象を受けました。
値段が高い
レゴは世界的なブランドだけあって、内容の割に値段が高いと思います。単純パーツのセットは比較的安いと思いますが、ディズニーなどのコラボものは本当に高い…。
個人的に知育の観点からは、自由度の低そうなプラモデルのようなセットは小学生以上になってからの方が効果があるのではないかと感じました。
知育効果は年齢次第
レゴは年齢を細かく分けた商品設定をしているため、知育効果は年齢によって大きく異なると感じました。デュプロは2歳では簡単過ぎるくらいだし、クラシックは4歳でも細かすぎる印象…。
年齢が高いほど難しく細かいものにもチャレンジできるようになってくるので、5歳くらいになったら、レゴの良い点を生かした遊び方が十分できるんじゃないかなと個人的には思います。
リブロックがおすすめな人
メリット&デメリットを踏まえて、リブロックはこんな人におすすめです↓
- 子供の想像力を伸ばしたい
- 空間認識能力を高めたい
- 動ける作品が作りたい
レゴがおすすめな人
メリット&デメリットを踏まえて、レゴはこんな人におすすめです↓
- 子供に達成感を感じて欲しい
- 子供がごっこ遊びが好き
- 比較的年齢が高い(5歳以上)
【まとめ】おすすめはリブロック!だけど…
リブロックとレゴ、買うならどっちがおすすめと聞かれれば、私は100%リブロックと言えます。(※リブロック販売元とは何の関係もありません。笑)
ただ、それは我が家がブロックに求める要素がリブロックの特徴と一致しただけであり、それぞれの家庭やお子様によって異なってくると思います。
今回の記事がブロック購入で迷われている方の参考になれば嬉しいです♪
▼2歳未満におすすめの「はじめてセットDX」
▼最初からある程度パーツが欲しい人は「基本セットXL」がおすすめ