ダラダラ過ごしがちな夏休み。子供と一緒に約束を決めたり、あるいは幼稚園からお約束を決めたりする宿題が出たりしますよね。
でも、どんな約束がいいの?って悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 学年別(年少・年中・年長)のお約束例
- 子供と夏休みの約束を決める5つのポイント
- 約束を守ることを習慣にするための工夫
についてまとめました。
学年別(年少・年中・年長)のお約束例
幼稚園の夏休みのお約束と言っても、子供って一年成長すれば出来ることもかなり違ってきますよね。
ここでは我が家の経験と先輩ママの体験談をもとに、学年別(年少・年中・年長」)の夏休みのお約束例を紹介していきます。
【幼稚園夏休み】年少のお約束例
年少(3歳~4歳)というと、一通りの生活習慣が身についてきたころだと思います。
自宅でやっている基本的な生活習慣に加えて幼稚園でも出来ている(出来るようになった)ことなどをお約束にするのがおすすめです。
例えば…
- 朝起きたらママとパパに「おはよう」を言う
- ご飯の前に石鹸で手を洗う
- ご飯の前に「いただきます」を言う
- 食べ終わったら「ごちそうさま」を言う
- ご飯のあとに歯磨きをする
- パジャマから洋服に自分で着替える
- 出かける時は自分で靴を履く
- 外から帰ったら靴を揃える
- 外から帰ったら石鹸で手を洗う
- 寝る前にトイレに行く
- 電気を消したら遊ばずに寝る
など、1日の流れの中で取り組みやすいものの中から3つくらい選ぶのがおススメです。(あまり多くてもこなすのが難しくなってしまうので)
【幼稚園夏休み】年中のお約束例
年中にもなると幼稚園生活にはすっかり慣れて、基本的な生活習慣は当たり前に出来るようになってきます。
そこで夏休みのお約束におすすめしたいのが、+αのお手伝いです。
大人がやっている当たり前を子供でも出来ることは沢山あるので、夏休みという時間に余裕のある機会に習慣づけてみてはいかがでしょうか。
例えば…
- 朝起きたらカーテンを開ける
- 朝部屋の電気をつける
- 洋服を自分で選ぶ
- 脱いだ服を洗濯カゴへ入れる
- 食事の前にテーブルを拭く
- 箸などを用意する
- 食べた食器をシンクに下げる
- おもちゃを自分で片付ける
- 洗濯ばさみをはずす
- 洗濯したタオルを畳む
- 寝る前に部屋の電気を消す
こんなちょっとしたお手伝いでも、子供の「できた!」という心や「ママの力になれた」という自信につながっていきます。
【幼稚園夏休み】年長のお約束例
同じ幼稚園生と言っても年長さんにもなってくると、自立の心が芽生えてきています。
せっかくの夏休み、小学校への入学に向けた習慣をお約束にしてあげると、入学してからの生活がスムーズになるとのことです。
例えば…
- 出かける用意を自分でする
- その日の予定を考える
- 文字や言葉の勉強をする
- 一定時間椅子に座って過ごす
- 玄関の靴を揃える
- あいさつをきちんとする
- 食後に歯磨きをする
- 脱いだ服を洗濯カゴへ入れる
など、小学校に入ってからの生活がスムーズにいくような内容がおすすめです。
特に小学校に入るといきなり椅子に長時間座る生活になるので、イスに座ってある程度の時間集中できるように慣らしておくのがおすすめと先輩ママに聞きました!
子供と夏休みの約束を決める5つのポイント
幼稚園の夏休みのお約束例を学年別に紹介しましたが、せっかくならより子供自身のためになるように決めたいですよね!
そこで、子供と夏休みの約束を決める5つのポイントをまとめました。
- 確実に出来ること
- 言わないとやらないこと
- 毎日続けられること
- 子供と一緒に決める
- 自信につながること
確実に出来ること
まず1つ目のポイントは子供が【確実に出来ること】であることです。
幼稚園の夏休みは一か月以上あるので、あまり難しい約束をしてしまうと途中でやる気をなくしてしまったり、自信を失ってしまったりと逆効果になってしまいます。
言わないとやらないこと
次に2つめのポイントは【言わないとやらないこと】です。
普段自発的にはやらないけれども、子供自身ができることって生活している中で意外と多いですよね。
あえて約束をすることで、責任感が芽生えたり習慣化しやすかったりといった効果が見込めます。
毎日続けられること
3つ目のポイントは【毎日続けられること】です。
たまにしか出来ないこと・やらないことを約束に設定すると、約束を忘れてしまいがちになります。また、毎日やるのが大変なことを約束すると、子供がやる気を失ってしまいます。
なので、毎日できるシンプルで簡単な約束ほどおすすめです。
子供と一緒に決める
4つ目のポイントは【子供と一緒にきめる】ことです。
親が「してほしいこと」を約束として設定してしまうと、子供の納得感が少なかったりやらされ感が出てしまったりして続きにくいと思います。
子供と相談して決めることで約束を守る責任感が子供にも芽生えます。
自信につながること
最後、5つ目のポイントは【自信につながること】です。
約束を守れたこと、約束を守ったおかげで出来るようなこと、いずれも子供の自信につながるはずです。せっかくの夏休み、子供の精神面でのを成長を見守りましょう!
約束を守ることを習慣にするための工夫
いざ約束をしても、のんびり過ごしていると約束を忘れてしまったり途中で子供がやる気を失ってしまったりしがちですよね。
なので、約束を守ることを習慣化する我が家の工夫を紹介します!
それは【ポイントカード】です♪
子供のやる気UPに効果的なポイントカード
100均で売っているような小さなカードに枠を書いて、お約束を守れたらスタンプやシールを貼るだけの簡単ポイントカード。
ゲーム感覚で楽しめるので、約束を続けるの習慣がとても身につきやすいので、夏休みなど色々なところで我が家では活用しています。
ポイントがいっぱいになったら何かご褒美でもいいですし、せっかくの夏休みなので溜まったポイントをお小遣いと交換してお買い物に行ってみるのもいいですね♪
カレンダーもおすすめ!
大概の幼稚園では毎日登園すると、シール帳に自分でシールを貼りますよね。あれ、すごく自然に子供が習慣化していると思いませんか?
それならば、家でもぜひ真似してみましょう!
100均などで売っている日付がマス目になっているタイプのカレンダーに、約束を守れた日はシールを貼る。これだけでも、結構子供ってやる気出してくれるんです♪
【まとめ】学年別夏休みの約束例と決め方のポイント
今回の記事で紹介した学年別幼稚園夏休みの約束例はコチラ↓
夏休みの約束例 | |
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年少 | ・朝起きたら「おはよう」を言う ・ご飯の前に石鹸で手を洗う ・ご飯の前に「いただきます」を言う ・食後に「ごちそうさま」を言う ・ご飯のあとに歯磨きをする ・パジャマから洋服に自分で着替える ・出かける時は自分で靴を履く ・外から帰ったら靴を揃える ・外から帰ったら石鹸で手を洗う ・寝る前にトイレに行く ・電気を消したら遊ばずに寝る |
年中 | ・朝起きたらカーテンを開ける ・朝部屋の電気をつける ・洋服を自分で選ぶ ・脱いだ服を洗濯カゴへ入れる ・食事の前にテーブルを拭く ・箸などを用意する ・食べた食器をシンクに下げる ・おもちゃを自分で片付ける ・洗濯ばさみをはずす ・洗濯したタオルを畳む ・寝る前に部屋の電気を消す |
年長 | ・出かける用意を自分でする ・その日の予定を考える ・文字や言葉の勉強をする ・一定時間椅子に座って過ごす ・玄関の靴を揃える ・あいさつをきちんとする ・食後に歯磨きをする ・脱いだ服を洗濯カゴへ入れる |
また、夏休みの約束を決める時のポイントとしては、
- 確実に出来ること
- 言わないとやらないこと
- 毎日続けられること
- 子供と一緒に決める
- 自信につながること
この5つを考えながら決めると、後々取り組みやすいと思います!
ぜひ、楽しみながら取り組んでいきたいですね♪
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