2歳差育児の寝かしつけ、毎日辛いなと感じていますか?
- 上の子がやっと寝たと思ったら下の子が起きた
- 2人で遊び始めて寝るモードになってくれない
- 一緒に寝てくれるという奇跡はいつ起きるのだろう
私も2歳差の姉弟を育てる2児のママですが、一日の中で最も大変だと感じていたのが「寝かしつけ」の時間です。一日の終わりのこの時間を幸せと感じるか辛いと感じるかは、子供がすんなり寝るかにかかっていると言っても過言ではありません。
この記事では私自身が約1年半経験してきた2歳差姉弟の寝かしつけの具体的方法と、気をつけていたポイントについて紹介しています。
2歳差育児の状況は日々刻々と変化します。だからこそ、子供たちの成長に合わせた寝かしつけを選択することにより、スムーズに就寝する可能性が高まりますよ♪
【結論】2人とも同時に寝る事はない

残念な結論をお伝えするならば、2歳差育児において2人とも同時に寝てくれることは基本的にしばらくありません。
なぜなら、上の子と下の子の生活リズムが同じになるのは、下の子の昼寝が無くなる頃だからです。それまでの数年間は、寝かしつけのもつ意味は非常に大きいかなと感じています。
また、同時に寝ないというのであれば【どちらを先に寝かしつけるか】がとても重要になってきます。そして、経験上どちらを先に寝かしつけるかは【下の子の月齢】によって異なりました。
寝かしつけを成功させる時期別の攻略法
私も色々試行錯誤してきましたが全て書くと膨大な量になってしまうので、
- どちらを先に寝かしつけるか
- どんな方法で寝かしつけをするか
- 日中の過ごし方で気を付けたこと
この3つにポイントを絞って、下の子の月齢別に私が実践してきた2歳差姉弟の寝かしつけをご紹介します。
【授乳期(下の子:新生児~6ヶ月)】

まずは、下の子がまだ授乳をしている時です。目安としては、生後半年くらいまで私が実践してきた寝かしつけ方法を紹介します。
先に寝かせるのは…
この時期に先に寝かしつけていたのは【下の子】でした。
下の子が生まれたばかりの頃は上の子の赤ちゃん返りがひどく、また、日中は下の子のお世話の頻度が高いため上の子と2人でじっくり過ごせる時間がとても少なかったです。
だからこそ、夜下の子が寝た後に少しでも時間が作れたらよいなと思っていました。
寝かしつけ方法は…
下の子の寝かしつけ方法は、バウンサーまたは授乳でした。
我が家では生後3ヶ月ほどまで電動バウンサーが神のような存在で、上の子の時も下の子の時も昼夜問わず寝かしつけに活用していました。
また、それでも寝ない時には、この時期多くのママが実践する授乳での寝かしつけを採用していました。幸い、下の子は背中スイッチがほとんど作動しなかったので、添い乳ではなく普通に授乳したあとベビーベッドに置いてあげていましたね。
上の子の寝かしつけは、その日によって違うのですが時間がかかりにくかったのは、背中トントンです。まだ2歳前だったこの頃は布団に入る前に絵本を読むと寝るモードに入る事も多く、寝かしつけにはそこまで苦戦はしませんでした。
- 下の子→バウンサーor授乳
- 上の子→背中トントン
気を付けたことは…
下の子を先に寝せた方がラクだったこの時期は、夕食が済んで以降下の子がうっかり寝ないように気をつけていましたが、赤ちゃんの生活リズムはまだ整わない時期なので、ガチガチの時間管理をすると逆にストレスになることを上の子で経験済みでした。
下の子が中途半端な時間に寝てしまった時は「しょーがないなー」くらいに思う事も大切でしたね。
【卒乳期(下の子:6ヶ月~1歳)】

上の子も下の子も我が家は割と卒乳が早く、大体10ヶ月前後でおっぱいを飲まなくなりました。私から無理にやめるという感じではなく、離乳食を食べるようになりおっぱい拒否が始まるんですよね。
ということで、生後半年以降は下の子を授乳で寝かせる事が難しくなり、尚且つ上の子も2歳を過ぎ体力がついてくるため中々寝ない…。この半年くらいが最も辛かったと思います。
先に寝かせるのは…
この時期先に寝かせるのは【先に寝そうな方】でした。
下の子はまだ朝寝&昼寝をしていて、朝寝の時間によって昼寝の時間が変わってきます。また、上の子も体力がついたもののまだ昼寝が必要な時期でした。
ただ、昼寝から起きる時間が遅い方が夜寝付きにくいのが普通です。なので、昼寝から起きた時間を参考に臨機応変に寝かしつけをしていましたね。(大抵下の子が先)
また、夕方の不機嫌度合いでどちらの方が眠そうか大体わかります(笑)
寝かしつけ方法は…
下の子がもうハイハイで動けるようになっていたので布団に寝かせると動いて寝ないという時期でした。そのため、夕食→お風呂→夕食の片付けという流れの中で、20時くらいに食器を洗いながらおんぶをして寝かしつけていました。
一方、上の子はこの頃から保育園に1年だけ通っていて毎日刺激が多かったのと、言葉がグンと発達した時期だったのでとにかくおしゃべりが大好きで。背中トントンも効果が薄れてきたので色々調べて「今日の1日」を朝から振り返って話す寝かしつけがあると知り、それを実行。
今日あった最後の出来事を話して「おやすみ」というと、ここでおしまいという区切りがついたので、寝かしつけがエンドレスになりませんでした。
- 下の子→おんぶ
- 上の子→今日の1日のお話
気を付けたことは…
保育園ではお昼寝をたっぷりして帰ってくる(約2時間)ので、普通に家に帰ってしまうと体力が有り余っている印象でした。
私の体力に余裕がある時に限りますが保育園の帰りに公園に30分ほど寄ったりもしたことも多かったです。
【仲良し期(下の子:1歳~)】

2歳差育児が少し楽になったと感じるのが、下の子が1歳を迎える頃。
我が家の場合、下の子は男の子だったので身体的な発達も早く、1歳を迎える時にはしっかり歩けるようになっていました。また、言葉の理解も進み始めるので上の子の遊び相手として十分成り立つようになり、急速に仲良くなり始めるのがこの時期です。
仲の良い事は本当に微笑ましいのですが、困るのが夜の寝かしつけ。放っておくと二人でずーっと遊んでいるので「いちゃついてんじゃないよ!」と思います(笑)
ということで、寝かしつけも色々と試行錯誤してみました。
先に寝かせるのは…
この時期先に寝かしつけていた(る)のは【上の子】です。
上の子はもう3歳に近いので「夜は寝る時間」という事を理解し、また、疲れている場合は寝かしつけ不要で「おやすみ~」と寝るようになっていました。
この時期に上の子の昼寝をカットすると、21時過ぎにはすんなり寝るように。逆に昼寝をしてしまうと下の子と遊んでしまい中々寝るモードになりません。
ということで、我が家では上の子の昼寝をカットして、上の子を先に寝させることに。上の子が寝てしまうと下の子は「遊び相手いないのつまんないぜ~」と言わんばかりに、諦めモードで即寝ます(^^;)
寝かしつけ方法は…
この時期はそこまで寝かしつけをしたという意識はありません。上の子の昼寝をカットすると、2人ともすんなり寝てくれるようになったためです。
ただ、上の子が昼寝をしてしまい2人で遊び始めてしまった時は「寝たふり」をしていました。
寝たふりは手抜きと思われがちですが、しっかりと寝かしつけの本にも手法として載っています。個人的に疲れている時はもう寝たふり決め込んで、そのまま寝落ちして朝を迎えても全然いいと思っています。
- 基本→特になし(上の子の昼寝カット)
- 2人で遊び始めた→寝たふり
気を付けたことは…
上の子の昼寝をやめると、夕方ころにちょっと目を離すと寝ているという事態が頻繁に起こります(笑)ここでがっつり寝てしまうと当然夜寝なくなってしまうので、なるべく目を離さないようにしていました。
ただ、旅行などでものすごく体を動かして疲れていそうな時は「15分だけ」など時間を決めて起こしてあげるようにしています。
寝かしつけの前に必ずしていたこと
我が家では平日はママが、休日はパパが夜の寝かしつけを担当。
そして、いずれが寝かしつける時でも、電気を消す前に必ず絵本を読む習慣をつけています。
絵本を読むことにより今日の終わりを子供に理解してもらうのはもちろんのこと、1日の終わりにしっかりと子供と向き合う時間を取るという意味でも大切な時間です。
寝かしつけで絶対にやらなかったこと
どの時期にも共通して私が絶対寝かしつけとしてやらなかったのは、多くのママがやっていた「添い乳」でした。
やらなかった理由は2つ。
- 窒息の危険があったこと
- 習慣化してやめられなくなること
特に後者の理由は色々インターネットで調べたり先輩ママからも聞いていたので、苦労の前借はしたくないなと思っていました。
成長に寄り添う寝かしつけがおすすめ

2歳差育児の寝かしつけのポイントは、成長に合った方法を選択することです。
我が家の場合は、
- 授乳期(新生児~6ヶ月)
- 卒乳期(6ヶ月~1歳)
- 仲良し期(1歳~)
の3つの段階で寝かしつけ方法を変えながら工夫してきました。
それぞれの時期に合った寝かしつけをすることにより、子供の就寝リズムがつけやすくなるとママの負担もグッと減り、自分の時間が作れるようになりますよ。
「寝ない」ことに執着するよりも「寝たらいいな」くらいの気持ちになれた時の方がうまくいくような気がします。是非、頑張り過ぎないようにご自愛くださいね。
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