2歳差育児ってなんだか辛いことばかりなイメージですよね。
- 上の子の赤ちゃん返りに耐えられるか心配
- 自分に2人育児をやっていけるのか不安
- ネットで検索してもネガティブな情報ばかり
私も平日はワンオペで2歳差姉弟を育てる身。2人目が生まれてから必死に日々を過ごすことで精一杯で、どちらかというと辛い事に目がいく事が多かったと思います。
ただ、今振り返ると忙しい中でもクスっと笑えたり微笑ましい出来事が数え切れないほどあったなと思います。
この記事では2歳差育児の中で楽しかったことを実体験をもとに紹介しています。
子育てにおいて最も大変な年の差といわれる2歳差。けれども、子供同士の年齢が近いことはこんなにも楽しいことだと時間が経つにつれて感じるようになりますよ!
- 2人目を妊娠中で産後の育児が不安
- 2歳差育児がいつラクになるのか先が見えない
- 同じく2歳差育児中で他のママの体験を知りたい
正直辛い事も山ほど。でも、楽しい事はそれ以上にある
2歳差育児は最初は辛いと感じる事が多いですが、下の子が成長するにつれてどんどん楽しい事が増えていくという点は私が最も強調したいポイントです。
下の子が生まれたばかりの時に辛さに目がいきがちなのは、ママ自身の睡眠不足が大きく影響していると思います。寝れないとイライラするのは当然ですし、やることも無限にある日々の中で最初の数ヶ月は楽しさを感じるのは難しい時期かもしれません。
寝返り、お座り、ハイハイ、あんよと下の子の身体的発達によりママの負担が減り、表情が豊かになり面白い動作が増えて行き癒されることが増えます。
また、それに伴い上の子も下の子に対してライバル心というよりも「弟(または妹)」として見る傾向が強まってくることから、赤ちゃん返りがなくなりお世話する姿も見られることもしばしば。
そうなると楽しい側面もどんどん増えていくんです!ということで、私が2歳差姉弟の子育てで「楽しい」と思った具体的ポイントを紹介したいと思います。
2歳差育児はココが楽しい!
2歳差育児歴1年半の私がこれまでの子育ての中で楽しかったポイントを紹介します♪
大きな赤ちゃんと小さな赤ちゃんが楽しめる
下の子が生まれて誰もが苦戦する上の子の赤ちゃん返り。下の子と同じように接する事を要求してきたり、まるで「大きな赤ちゃん」と「小さな赤ちゃん」が2人いるような感じですよね。
実際、2歳差だと上の子も実際まだまだ赤ちゃんです。最初は赤ちゃん返りにイライラしていた私ですが、次第に面白くなってきて楽しめるようになりました。
我が家のケースだと、ほんの一例ですが…
- 同じようにおくるみに自分でくるまってみたり
- 喋れるのに「あー、あー!」と下の子の真似をしたり
- 下の子が面白い事をしたら真似してみたり
旦那も「おーよしよし、大きなあかちゃんだね~」と言いながら長女をよく抱っこしていました。もう少し年齢が離れていたら、きっとこんな光景は見えないのだろうなと感じます。
年齢が近いと遊び相手になる
2歳差育児の一番楽しいポイントは、子供同士が仲良く遊びやすいという点にあると思います。おもちゃも共通のものをそれぞれ遊び方を変えて楽しそうに一緒に遊んでいるのをみるのがとても微笑ましいです。
我が家の場合、上の子が女の子という事で下の子は手下にされがちなのがこれまた楽しいです。おままごとを2人でしようものなら…
言いたい放題。
弟が生まれたばかりの頃は上の子に付きっきりで遊んであげる事が多かったのですが、今となっては私の存在完全無視で2人でいつも遊んでくれています。
これも2歳差で頑張って産んだから見られる光景なんだろうなと思って、毎日今日は何をするのか楽しみにしています。
上の子が下の子のお世話をするのが微笑ましい
赤ちゃん返りがおさまってくると、上の子が下の子に興味を持ち優しくお世話してくれることが増えます。自分を「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」として少しづつ認識してゆく姿は、とても微笑ましいです。
弟が離乳食を始めた頃から、特に姉が弟の世話を積極的にしたがるようになりました。
まだ自分の食事も食べこぼすような小さなお姉ちゃんが、甲斐甲斐しく弟の世話をする姿はいつ見ても微笑ましいものです。
我が家は子供2人・私・夫の4人家族なので、基本的に大人と子供のペアで向かい合わせに座るようにしているのですが、
と言ったように、なぜか子供同士・大人同士で隣り合わせに座るようになりました。
生後すぐの赤ちゃん返りがひどかった時は弟を攻撃することしかしなかったので、こんな日がくるなんてあの時は考えられもしなかったな…。
下の子の上の子への愛が微笑ましい
先述したように、上の子が女の子の場合は特に下の子のお世話をしたがるようになります。そして、下の子も意地悪されるだけでなく愛も注いでくれる上の子に対して「大好き!」という感情が垣間見れるようになります。
ここ1ヶ月ぐらいのこと、弟の言葉の理解が急速に進み、発語も増えてくるようになりました。そこで「ぎゅー!」ってしてくるようになってくれて、もう親バカですが可愛くてたまりません。
そして、ついに弟が姉の方へ駆け寄り何をするかと思ったら…
って抱きついて、姉も姉で照れてて、2人とも可愛すぎてもうお腹いっぱいです。
普段は喧嘩も多く上の子が下の子に意地悪することも多いのですが「喧嘩するほど仲がいい」ってこういうことなんだなと、一人っ子の私は感じます。
お揃いの服を着せた姿が究極に可愛い
年の近い姉弟育児で楽しい事といえば、お揃いの服を着せてコーディネートすること。同性はもちろん男女の兄弟でもリンクコーデが今は色々なブランドで展開しています。
元々姉妹を希望していましたが、生まれてきたのは男の子。お揃いのワンピースを着せてあげられない…と最初は落ち込んでいましたが、探してみると姉弟向けのリンクコーデも沢山ありました!
写真の洋服は無印良品のベビー服&子供服。男の子用はネルシャツ、女の子用はボタンが後ろについたチュニック仕様でおでかけにもぴったりです。
同じ学校に通う姿が見られる
年の差が2歳だと幼稚園・小学校・中学校など同じ学校に同時に通うことができます。幼稚園の同じ制服を二人で着ている姿は、とても可愛らしいです。
我が家はまだ長女が今年幼稚園に入園したばかりなので一緒に通う姿は見られていませんが、今の一番楽しみにしていることです。
これから2年、その姿を見る事を目標に今日も育児を頑張りたいと思います!
【追記】この記事を書いた半年後、引っ越しを余儀なくされ、転居先の幼稚園が4年保育があったために姉弟で2年間同じ幼稚園に通うことになりました。結論、4年保育最高だったので、気になる方は参考記事読んでみて下さい!
【4年保育に通わせて】メリットとデメリットを簡単にまとめてみた
2歳差育児の辛いポイント
もちろん、2歳差育児は楽しいことばかりではありません。
- 上の子の壮絶な赤ちゃん返り
- イヤイヤ期とトイトレのダブルパンチ
- 使いまわしがきかず出費が多い
- 姉弟喧嘩は日常茶飯事
- ワンオペ時の移動が大変
このように、辛い事も沢山あります。
ただ、辛さのピークは最初の3ヶ月くらいで、あとは下の子が成長するにつれてどんどん楽になっていきます。
私自身もまだ下の子が新生児の頃、同じく2歳差の兄妹を育てている何人かのママに「1年も経てば急にラクになってくるよ」と言われていましたが、本当だなと思います。
▼辛い時期は便利グッズを使って乗り切るのがおすすめです!
もっとこうすればよかった…ママの反省
この記事を最初に書いてから約2年、2歳差育児の3年目に突入しました。上の子は5歳(年長)、下の子は3歳(年少)になって自分自身の育児を振り返って思うことが多々ありました。
「ああすればよかった、こうできたかもしれない…」
そんな後悔も時が経つにつれて生じてきたこともまた事実です。特に上が女の子、下が男の子という組み合わせの方には参考になりそうな失敗談をシェアしたいと思います!
甘え上手な下の子に対して、上手く甘えられない上の子
性別の差?性格の差?かはわからないのですが、とにかく弟が甘えん坊…。いつもママやパパに抱っこされたりするために、すり寄ってくることがとても多かったんです。一方お姉ちゃんはそこまでではなく…。
これは性格の差なのかとおもってたのですが、周りのママ友の意見を聞くと「だよねー、男の子って超甘えん坊だよねー」と言ったように、性別の違いも少なからず影響していると正直感じました。
振り返ってみれば確かに姉は大人びた言動が多く、頑張って「お姉ちゃん」をしてしまっていたのかなとも感じてしまいました。甘えたいけど、弟がいるからうまく甘えられない。そんなサインをもっと汲み取ってあげられたらなと思いました。
親の体力の限界と子供への対応
子どもは日に日に成長し体重も増加していきます。3歳&5歳になった我が子ですが、体重はそれぞれ14㎏&20㎏。この6㎏の差が、親にとっては結構キツイ!!!女の私にとっては弟を抱っこするのでも正直限界に近づいております。
2人とも体力が限界に近づくと「抱っこ~」はまだある年齢なのですが、下の子は頑張って抱っこ出来ても上の子は正直なところパパじゃないと抱っこがキツイ重さ…。
でも、子どもからしてみると「ママはもう私の事抱っこしてくれないんだ…」と思うみたいで、「ママは私より○○(弟)のことが好きだもんね!」と娘に言われてしまうようになり、とても悲しい気持ちになることがありました。
どちらも抱っこしない、といった選択をするなど、上の子の気持ちに寄り添う配慮が必要だなと感じた出来事でした。
先の見えないトンネルは1年で光が見えてくる
私が「2歳差育児って楽しい!」と感じたのはこんなポイントです。
- 大きな赤ちゃんと小さな赤ちゃんが楽しめる
- 年齢が近いと遊び相手になる
- 上の子が下の子のお世話をするのが微笑ましい
- 下の子の上の子への愛が微笑ましい
- お揃いの服を着せた姿が究極に可愛い
- 同じ学校に通う姿が見られる
山あり谷ありの2歳差育児。最初は真っ暗闇にいるような気分になりますが、子供達は確実に成長し親の手を寂しいくらい親の手を離れていきます。忙しいなかでも日常の楽しさに目を向けていきたいですね♪
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