2歳差育児、ワンオペで子供2人をお風呂に入れるのは本当にキツイですよね。
- 赤ちゃんの沐浴はいつまで続けるの?
- 洗う順番はどうすれば効率的?
- 2人一緒に入れる場合のポイントは?
こんな悩みをお持ちではありませんか?
私自身約1年半2歳差姉弟を平日はワンオペで過ごしてきたのですが、今でもやっぱり子供2人をお風呂に入れるのは大変だと思います。ただ、その大変さは事前準備や入れる順番を工夫する事で、ある程度ママの負担を減らす事が可能だとも経験上感じています。
今回の記事では、私が実践してきた2歳差ワンオペ育児で効率的にお風呂に入れる方法を下の子の月齢別にわかりやすくまとめました。
事前準備をきっちりしてお風呂タイムを工夫すればワンオペでも最初の1年を乗り切ることができます。また、下の子の成長に伴ってしっかり自分の体を洗える時間も作れるようになるので、ドタバタがずっと続くわけではないのでご安心を!
【2歳差育児】時期別お風呂攻略法!
2歳差育児でお風呂を効率良く入れるためのポイントは3つ!
- 事前準備の徹底
- お風呂に入れる順番
- 便利グッズの活用
それでは、上記3つのポイントを考慮した下の子の月齢別・お風呂の入れ方を体験談を元にご紹介します。
【お風呂の入れ方】下の子が新生児~3ヶ月頃
下の子が新生児~首座りの時期は、上の子とママとは別の時間に沐浴してあげるのがおすすめです。
まだ小さな下の子を上の子や自分と一緒にお風呂に入れるのは、
- 一緒に入れるとお湯がかかり危険
- 慌てて落としてしまう可能性
- 上の子が悪戯する可能性
このように色々なリスクが考えられます。
また、上の子の赤ちゃん返りがピークの時期でもあるので「お風呂はママと二人で入ろうね」というと、とても嬉しそうにしていました。上の子との2人の時間という意味でも、小さな赤ちゃんは別に入れてあげましょう。
事前準備
上の子と一緒にお風呂に入る準備はそれまでと変わらないので、下の子を入れる時の準備をご紹介しますね。
- タオル(出来ればフード付き)
- オムツ
- 下着
- 着替え
この4つを準備して、タオルとそれ以外(下から順に①着替え②下着③オムツを重ねる)を脱衣所やリビングなど赤ちゃんがお風呂に入った後にお世話するスペースにセットします。
この準備をしておくだけで沐浴後にタオルで拭いたあと横に移動させて、オムツなど着替えを素早く一度に済ませることができます。
あっという間に着替えまで完了するので、おふろ上がりにおしっこされちゃったなんて事もほとんどありませんでした。
洗う順番
洗う順番は下の子を最初にするのがおすすめ。(※別に入れます。)
自分と上の子が入った後だと何かと疲れてしまうので、まだ体力が十分にあるうちに済ませておいた方がよいと個人的には思います。
- 下の子(※個別に沐浴)
- 上の子&自分
便利グッズ
この時期におすすめのお風呂便利グッズは2つ。
フード付きポンチョ
産院でもらえたのですが「フードなんている?なぜついてるんだ?」と思ったのですが、頭の部分が付いているとおでこから後頭部まですっぽり包まるので、髪の毛を拭かなくてもタオルドライで充分なんですよね。
普通のタオルでも十分なんですが、もし別途買うというのであればフード付きが断然おすすめです。(旦那も「こっちの方がやりやすい」と言ってたので、慣れないパパでもお世話しやすいと思います。)
ベビーバス(空気式)
沐浴用のベビーバスは、
- 空気を入れるタイプのもの
- 股の部分に突起のあるもの
がおすすめです!
股の部分に突起があると赤ちゃんのずり落ち防止になります。また、空気式だと収納に場所を取らないので、使えなくなった時の保管にも困りません。
お風呂後
私は沐浴を夕方にすることが多かったので、お風呂の後は下の子に授乳して少し時間をおいてからバウンサーに置いていました。
そうすると寝てくれる確率が高く、夕飯の準備に集中することが出来たので家事も割と効率的に出来ていたと思います。
上の子と私がお風呂に入る時は窒息の危険もあるため、下の子に防寒対策をしてお風呂の入り口にバウンサーで待機してもらっていました。
泣いてしまうこともありましたが、完璧を求めても無理なので仕方ないなと思います。赤ちゃんは泣くのがお仕事なので「おぉ、今日も元気だな!」くらいに思ってもいいくらいです。
【お風呂の入れ方】下の子が3ヶ月~1歳頃
下の子の首が座ってきてからは、3人で一緒にお風呂に入るようになりました。正直、赤ちゃんを別に入れるほうがはるかに簡単なのですが、いつまでも狭いベビーバスではかわいそうですよね。
そして、より正確に言うならば「ワンオペの日は全てシャワーで済ませていた」が正しいです。
1日の中で最もドタバタ過ごす時間になりましたが、事前準備や便利グッズを活用することで乗り切ることは十分可能です。
事前準備
上の子も2歳前でまだ完全に自分の用意が出来ない事から、2人分の準備をする必要があります。
- 下の子の着替え+オムツ
- 上の子の着替え+オムツ
- 自分の着替え
また、とにかくお風呂から出たあとは時間との戦いになるので、自分の着替えなど準備できるものは全て準備しておくのがおすすめです。
特に冬。とにかく寒い。1秒でもお風呂後のタスクを早くこなせるように可能な限り効率的に出来るように意識していました。(風邪を引いたら最悪なので…)
洗う順番
洗う順番は上の子→下の子→自分です。
上の子を一番先に済ませる理由は、下の子や自分を先に洗おうとすると「私が先に洗う!」と言って愚図りだし、逆らうと機嫌を損ねて面倒になったことが多かったのもあります。
また、下の子が生まれて環境の変化に少なからずストレスを感じていると思ったので、お風呂は最優先にしてあげようと思ったことも大きいです。
- 上の子
- 下の子
- 自分
便利グッズ
バスチェア
下の子をお風呂で座らせて置くようのバスチェアが必要です。
特にお座りが出来ない月齢の時はマットを敷いたとしても浴室の床に寝かせるのは衛生的にも不安がありますし、上の子が滑って踏みつぶしたりと危険。また、上の子もまだ一人では体を洗う事は難しいので、ママが下の子をずっと抱っこしながらお世話をするのは無理です。
私も3ヶ月~つかまり立ちできるくらいまでは、下記のバスチェアを使用していました。赤ちゃんの手元におもちゃ(?)のような気を引けるものが付属していると、よりご機嫌に過ごしてくれますよ。
浴室マット
つかまり立ちが安定して出来るようになるくらいからバスチェアに座るのを嫌がるようになり使用をやめたのですが、浴室の床がそのままだと滑って尻もちをうった時に泣いてしまうという事が頻繁に起こりました。
そんな時に助かったのが浴室マットです。
これ1つあるだけで滑りにくさが格段に上がり、万が一転んでも硬くないので赤ちゃんもそれほど痛くないようです。値段も高くないので、この時期に使い捨てくらいの気持ちで買ってしまうのがおすすめです。
お風呂後
2人同時に入れると、お風呂のあとは兎に角バタバタします。ということで、実際にどのようにお世話をするのか時系列でまとめてみました。
- お風呂場で全員分の体を拭く
- 上の子と下の子の体を保湿する
- リビングに移動して下の子を着替えさせる
- 上の子が着替え終わっていなかったら手伝う
- 自分の着替えをする
- 上の子の髪を乾かす
- 自分の髪を乾かす
特に冬場はダラダラしていると全員で風邪を引いてしまうので、この一連の流れを15分以内くらいに終わらせることに全てをかけます。部屋がちらかっていようが他のことは気にしません。
【お風呂の入れ方】下の子が1歳~
下の子が1歳を過ぎてある程度安定して歩けるようになると、お風呂に入れるのもとてもラクになります。
具体的にはこんなこと。
- バスチェアの用意がいらない
- 上の子と2人で遊んでくれる
- 移動に抱っこの必要がない
また、シャワーのみだったお風呂タイムから湯船に少しお湯を張って入るスタイルに変えたのもこの頃です。
事前準備
この頃から、事前準備はあまりしなくなりました。
上の子は3歳を過ぎて自分で完全に着替えが出来るようになっていましたし、女の子という事もあり洋服やパジャマも自分で選ぶのでママの手出しは逆に嫌がられるように。
特になし
洗う順番
洗う順番は自分→下の子→上の子です。
お風呂に入ったら湯船に少しだけお湯を張って、2人で遊んでいるように。その間に、まずはママから一通り体を洗います。(もちろん、湯船から目を離さずに。)
下の子の方がのぼせやすいので、次に洗うのは下の子。そして最後に上の子を洗ってそのままお風呂から出て着替えます。
最初は不安でしたが寒くなってきた時期に上の子が「ママだけの日にもお風呂に入りたい」と言ってきたのが湯船に入れるようになったきっかけです。
試しに入れてみたら新生児やお座りの時期とは比較にならないほど手間がかからないのと同時に、子供の成長をグンと感じて少し感動すらしましたね。
- 自分
- 下の子
- 上の子
便利グッズ
上の子と下の子が一緒に遊べるおもちゃがあると、お風呂タイムがより楽しくなると思います。また、ある程度汚れたら使い捨て出来るようなものも、ママの掃除がいらないのでおすすめです。
因みに我が家で断トツ人気なのは、お風呂クレヨン。石鹸で出来ているので壁に書いても体に書いてもOK!(何組か知り合いに紹介しましたが、みんな買ったほど評判良かったです。)
お風呂後
お風呂から出たあとのお世話は下の子のみ。
上の子は3歳になり入園を控えており自分のことはなるべく自分でやらせるようにと幼稚園から指導もあったため、体を拭くことから着替えるところまで全て任せていました。(結果、15分くらい裸のままでいる日が大半ですが…)
最初は本当に辛かった2歳差ワンオペ育児のお風呂タイム。1年経過してようやく光が見え、子供の成長を楽しめるようになったことが今は本当に嬉しいです。
冬のお風呂の寒さ対策
冬はとにかく寒い!そして、誰も手伝ってくれないと心も寒い!ということで、私が実践していた寒さ対策もご紹介したいと思います。
入る前にシャワーを上から数分流す
お湯が勿体ないですが、浴室暖房がない家庭にはおすすめです。(我が家も社宅のためありません。)蒸気で浴室全体が温まります。
お風呂の中で体を拭いてから出る
お風呂の外に出た時に、体が濡れていると圧倒的に寒いです。脱衣場で拭くよりもお風呂の中の方が蒸気が残っていて暖かいですよ。
着替えスペースの暖房温度を気持ち強めにする
お風呂から出た後は皮膚に水分がついているので、体感温度が数度下がります。なので、お風呂の前に暖房を気持ち強めに温度設定しておくと、そこまで寒さを感じません。
夏のお風呂の手抜き術
さらに「私はとにかくズボラだ!」という方に、夏の究極の手抜き術を伝授!
それは…水遊びをしてお風呂としてしまうことです。
以前よく育児相談をしていた保健士さんから教わった方法なのですが、お風呂や衣装ケースに水を張って子供に遊んでもらうという方法でした。バシャバシャ子供が勝手にやるだけで洗われる(?)ので、ぜひお試しください!
準備や工夫で2歳差育児のお風呂はグンと効率化できる!
2歳差育児におけるお風呂の効率的な入れ方のポイントは3つ!
- 事前準備の徹底
- お風呂に入れる順番
- 便利グッズの活用
これらを活用することにより、下の子の月齢が低く手間のかかる時期でもワンオペでどうにかお風呂をこなすことが出来ます。
2歳差ワンオペ育児のお風呂を経験してみて思うのは、辛いのは本当に数ヶ月だということ。最初は自分のケアなんてできないかもしれませんが、出来る時は必ず訪れますから安心してくださいね!
そして、1年が過ぎるころにはママの負担も減っていき、楽しいお風呂タイムが待っていますよ♪
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