2歳差育児の1日はとにかく大変ですよね。どうやって乗り切ったら良いか悩んでいませんか?
私も現在1歳&3歳の2歳差男女の育児中ですが、下の長男が生まれてからというもの最初の数か月は記憶にないほどあっという間に過ぎていき、こんなことに悩んでいたと記憶しています。
- 朝から晩まで水分補給すら忘れるほどバタバタしている
- 育児に家事に仕事にと自分の時間が0で悲しい
- 睡眠不足でちょっとしたことで子供にイライラしてしまう
この記事では2歳差ワンオペ育児の一日のスケジュールや、私が実践した手抜き術をご紹介しています。
「頑張ることを頑張らない」ことにより、2歳差育児の最も辛いと言われる1年をワンオペで乗り切り、下の子が1歳になる頃には育児を楽しむ余裕が持てるようになれますよ!私自身がそうだったように。
【2歳差ワンオペ育児】1日のスケジュール
長女2歳、長女0歳の時の1日のスケジュールはこんな感じでした。
6:30 下の子が起床
7:00 上の子とパパが起床
7:30 朝ごはん
9:00 授乳&外出準備
9:30 公園などで外遊び
11:00 帰宅
11:30 昼食&授乳
12:00 昼寝寝かしつけ(ダブルで)
~起きるまで 仕事タイム
15:00 おやつ&授乳
~17:00 室内遊び
18:00 晩御飯&授乳
18:30 お風呂(※基本シャワー)
19:30 片づけ&歯磨き
20:00~21:00 寝かしつけ(※そのまま寝落ちもあり)
~24:00 仕事&自分時間
24:00 就寝
(※夜中1~2回程度下の子が起きるので授乳)
2歳差で押さえておきたいスケジュールのコツ
怒涛のように過ぎていくワンオペ育児の日々の中で少しでもストレスフリーに育児をするために、私は子供との日中の過ごし方で以下の3つのポイントを心がけていました。
- 天気が良ければ午前中は外へ
- 昼食&昼寝は早めに済ませる
- 子供がなかなか寝ない時は一緒に寝る
その理由を詳しく説明しますね。
天気が良ければ午前中は外へ
さて、暑い夏だろうが寒い冬だろうが子供は風の子元気の子!ということで、晴れていたら午前中は外へ出かけるようにしていました。
子供を早い時間に外で遊ばせるメリットは3つ!
- 空いていて好きな遊具で遊べる
- 日光浴で免疫が高まる
- 疲れて昼寝をしてくれる
大切なのは3つ目!ワンオペ育児の日中唯一の休憩は「子供の昼寝」の時間です。
太陽の光は思っている以上に子供の体力を奪い昼寝へといざないます。ママの体力が許すなら、頑張って朝出かけた方が午後楽できると個人的には思いますね。
昼食&昼寝は早めに済ませる
2歳差ワンオペ育児でおすすめなのは、とにかく1日のスケジュールを全て前倒し気味で進める事。特に「昼食」と「昼寝」は早い方がいいと経験上断言できます。
なぜなら昼寝を2時間すると仮定して、12時に寝て14時に起きるのと14時に寝て16時に起きるのでは、後者の方が圧倒的に夜の寝かしつけに不利だからです。
昼寝から起きてから夜までの活動時間が長い方が体力も消耗しますし、遊びも十分にできたと満足して早寝の習慣が身に付きやすいです。そうすると、幼稚園に入る時などの生活リズムを作りやすいので、後々ラクなのもメリット。
子供がなかなか寝ない時は一緒に寝る
2歳差ですと下の子が0歳の時、上の子は1歳半~2歳半くらいの方が多いと思います。日中頑張って体を動かす遊びをしても、子供にとっては十分でないこともしばしば。
ヘトヘトの状態でいざ寝かしつけの時間を迎えても、寝ないのが基本ですよね。そして、どちらかが寝ても、どちらかが起きていて、さらに起きている方が寝ている方を起こすという無限ループになることも。
もう、体力の限界を感じたら、いっそ自分が一番先に寝てしまうくらいの気持ちでいいと思います!お皿を洗い忘れていても、朝やればいいじゃないですか。
「無事に朝を迎えられればそれだけで十分育児頑張ってますよ」
出産した産院の助産師さんに言われたこの言葉で私は救われていました。生きていれば、それだけでいいんです。
▼2歳差姉弟をストンと寝せる寝かしつけのコツを別記事にまとめました。
パパに協力してもらうべし
育児は1人でするものではありませんよね。夫婦の子供なのですから、旦那さんにも協力できることはしてもらいましょう!
私が協力をお願いしたことと、旦那がしてくれて嬉しかったことの2つを紹介します。
帰宅時はなるべく静かに
寝かしつけをしている最中、いざ子供が寝そうだという時に「ただいま~」と旦那さんが帰ってくると、子供は当たり前のように「パパ~」と起きて今までの苦労が水の泡になりますよね。
旦那さんの子供と遊びたい気持ちも理解できますが、子供を起こすことは夫婦げんかの種にしかなりません。
遊ぶなら朝早く起きて遊んでほしいのが妻の本音。ということで、なるべく静かにそーっと帰ってきてもらうようにお願いしましょう。
買い忘れたものなどをLINEで聞く
旦那がやってくれて嬉しかったことの一つに「何かいるものある?」と毎日会社から帰る時にLINEで連絡してくれたことがあります。
ネットスーパーや食材宅配を活用している方ではありますが、それでも「あ!あれ買い忘れちゃった」ってことが結構あります。
牛乳やパンなど、特に翌日の朝使いたいものなどが多かったですね。ビールやおつまみなどと一緒にサクッと買ってきてくれると、本当にありがとうと思いました。
いつまでも地獄は続かない
2歳差育児は本当に辛いですよね。上の子の赤ちゃん返りと、本物の赤ちゃんのダブルパンチ。ワンオペ育児はまるで闇のトンネルの中を彷徨っているような感覚で、私もはじめは終わりが見えず涙した日もありました。
しかし、ふと気が付くんです。下の子の身体的発達に伴って育児がラクになっていくことに。
- ハイハイする→自分の所に来てくれるので上の子が下の子に愛着がわく
- 歩く→ママが抱っこする必要が減り上の子の精神が安定する
- 言葉を理解する(今ここ)→二人で勝手に遊んでいる(※ママの存在は時に無視)
私が長男が生後3か月くらいの頃、同じく2歳差育児をしている先輩ママに聞いたんです。「いつになったら少しは楽になりますか?」と。その答えはほぼ全て「下の子が1歳になったくらいから」でしが。そして、その答えは本当だったと身をもって実感しています。
けれども1歳になるまでは本当に大変!ということで、2歳差育児で最も辛い最初の1年を乗り切る手抜き術をご紹介したいと思います。
辛い1年を乗り越える手抜き術5選
私は試行錯誤の末、以下の5つの手抜きを実践していました。
- 子供の寝ている時に家事はやらない
- 家事は徹底的に手抜きする
- 料理は品数より栄養を重視する
- 早寝早起きを徹底する
- 片づけの時間を固定する
▼2歳差育児は辛い事ばかりじゃない!楽しかったこともまとめました。
子供の寝ている時に家事はやらない
私は子供が寝ている時には家事はほとんどする事はありませんでした。やるとしたら洗濯機を回すくらいですね。
子供が寝ている時の方が家事が捗ると頑張られる方も多いですが、私は自分の時間が欲しいのと、教育上も子供の前で家事をする方がいいと思いあえて子供が寝ている時に家事を積極的に行いました。
子供が起きている時に家事をすると、こんなメリットがあります。
- 子供が生活に必要な家事を理解する
- お手伝いをしてみたいと意欲が出る
- 簡単な家事が出来るようになる
2歳差育児だと上の子は2歳くらいになっているはずです。そうなると、ある程度手先が器用なので洗濯物を畳んだり、料理のお手伝いをすることって十分可能なはずです。
実際、お手伝いをお願いしていた上の子は3歳になり、子供包丁でバナナを切ったり、おにぎりを自分で作って弟のおやつにあげたり、洗濯物もとても上手に出来るようになりました。
家事は徹底的に手抜きする
ワンオペにおいては育児>家事です。
家事は家族が生きていくのに必要最低限のものをしていれば、合格点を自分にあげるくらいの気持ちでいるべきだと思います。そのために、お金で苦労を解決できるものは積極的に活用していきましょう!
例えば…
- 洗濯→乾燥機能付きは必須
- 買い物→ネットスーパーや食材宅配の活用
- 掃除→死なない程度に清潔に。時には家事代行も活用
- 料理→※後述します
私自身も2人目が生まれる直前に洗濯機を乾燥機付きに買い替え、食材宅配(パルシステムやヨシケイ)を契約し、出産後は外になかなか出れないのでネットスーパーを頻繁に利用し始めました。
一見割高に見えたり手数料が勿体ないと思うかもしれませんが、必要のない労力でママが疲れてストレスを感じる方がはるかに育児には悪影響だと思います。
ずっと続くわけではありません、ほんのしばらくの間です。未来への投資と思ってみてはいかがでしょうか。
▼便利グッズを徹底的に活用して辛い時期を乗り越えた記録はコチラ
料理は品数より栄養を重視する
私は家事の中でもとりわけ料理が苦手です。そんな私を救ってくれたのが、出産した産院の看護師の方のお話しでした。
食事は具沢山のお味噌汁とご飯があれば十分。それよりも体を休めることを第一に。
そして、産後半年経った長男の6ヵ月検診の時、栄養士さんが推奨していたのは「鍋」です。
味噌汁も鍋も、野菜やお肉を切って入れるだけ。でも、栄養はたっぷりという共通点がありますよね。
品数豊富で見た目も美しい献立を作られている方はすごいと思います。けど、2歳差育児で辛いと感じている時に頑張るべきポイントではありません。
食事は見た目よりも中身重視!栄養がたっぷり取れて楽な料理が一番です。
早寝早起きを徹底する
1日のスケジュールをガチガチに決めるのはストレスになるので私はやりませんでしたが、1日の始まりと終わりだけはなるべく同じ時間になるように心がけていました。
というのも、生活リズムが荒れると夜泣きや子供の不安定の原因になると育児書で読んだためです。子供のストレスは親の負担や不安に直結するので、避けたいことでもあります。
- 朝→7時になったら起こす
- 夜→21時になったら寝室の明かりを消す
この2点は可能な限り気を付けていました。朝は大抵6時台に起きますが、夜なかなか寝なかった次の日は遅かったり。そんな時でも定時に起こします、寝起きは最悪ですが…。
その影響かはわかりませんが、子供達は2人とも夜泣きなどなく夜も起きることがほとんどなく割と私は睡眠がとれる生活を送ることができました。
片づけの時間を固定する
2歳差だと上の子がお片付け出来るようになる頃に、下の子が散らかすようになったなんてことはありませんか?我が家も長女が頑張って片づけたものを、長男が荒らすという日が続きました。
片づける→散らかる→↓
↑←←←←←←←←←←
エンドレスなこのサイクルを日中延々と繰り返していると、一日を片付けで消耗することになります。なので、1日1回どこかでおもちゃを全部片づける時間を設定するのがおすすめです!
因みに我が家では夜寝る前に設定しています。お片づけをして寝室で読む本を選んだら速攻で家中の電気を消して子供たちの動きを封じます(笑)
頑張ることを頑張らないママでいよう
今回ご紹介した、2歳差育児のスケジュールのポイントと辛い時期を乗り切る手抜き術についてまとめます。
- 天気が良ければ午前中は外へ
- 昼食&昼寝は早めに済ませる
- 子供がなかなか寝ない時は一緒に寝る
- 子供の寝ている時に家事はやらない
- 家事は徹底的に手抜きする
- 料理は品数より栄養を重視する
- 早寝早起きを徹底する
- 片づけの時間を固定する
育児は体力勝負。だからこそ、手抜き出来る部分は徹底して手を抜くべきなのです。
今回ご紹介した2歳差育児を乗り切るコツを実践すれば、辛い時期はあっという間に過ぎ去り育児を楽しめる時期を迎えることができるでしょう。
その先には、笑顔溢れる楽しい未来が待っていますよ!もう少しの辛抱、共にがんばりましょう。
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