2歳差育児でついイライラしてしまうと悩んでますか?
- 上の子の赤ちゃん返りに付き合いきれない
- 思うようにいかないことばかりでストレスがたまる
- 慢性的に睡眠不足で疲れが取れない
毎日こんな悩みばかりですよね。私も下の子が生まれてから1年くらいはとにかく大変で、産後のイライラなのか2歳差育児によるストレスなのか葛藤の日々が続きました。
この記事では私が実践してきた2歳差育児のイライラを回避するためのポイントや、ママの負担を減らす家事の効率&時短ワザを紹介しています。
今までの当たり前を辞めることにより休憩や自分の時間を持てれば、笑顔で育児できる日がきっと訪れますよ!
2歳差は想像以上に過酷!イライラして当然
2歳差育児を実際に経験して思うのは、想像以上の辛さだということ。
そして、この記事を読んでいるあなたにはイライラしている事に罪悪感を感じるべきではないし、うまく感情のコントロールができないのは自分だけじゃないという事を強く伝えたいです。
我が家では長女が1歳9ヵ月の時に長男が誕生。下の子が1歳くらいになるまではちょっとした事でもイラっとしてしまう日々が続いていました。産後実家のサポートが終わって数か月たった時、私は長女に手をあげる寸前まで追い詰められ、どうにかしなければと必死で暗闇を抜け出す方法を模索しました。
経験上導き出された結論はイライラの「原因」を突き止め「手抜き」を頑張ることです。そして、下の子が1歳半になる現在では、新型コロナの影響で親のサポートも頼めない中、普通にワンオペをしてさらに自宅でブログを書いたりする余裕も作ることが出来ました。
ということで、まずは2歳差育児のイライラする原因についてまとめてみました。
2歳差育児のイライラらしてしまう原因
私が長男が生まれてから1年間ほど悩まされた2歳差育児のイライラの原因は主に5つ!
- 上の子の赤ちゃん返り
- 上の子のイヤイヤ期
- 上の子と下の子の生活リズムの違い
- お風呂&寝かしつけがとにかく大変
- 休む暇も自分の時間もない
上の子の赤ちゃん返り
長男が生まれた時、長女は1歳9ヵ月。「赤ちゃん返り」というよりは、赤ちゃんなんですよね、まだ。
下の子を授乳をすればどんなに離れていても殴り掛かりに走ってくるし、ベビーベッドに寝かせれば馬乗りになって攻撃したり…。それはもう、下の子は上の子に殺されるんじゃないかって本気で思ったくらいです。
赤ちゃん返りで上の子が攻撃的になるのはよくあることと保健士さんから聞いても、目の前でガラスのようなか弱さの赤ちゃんが攻撃される姿を見ると、上の子へのイライラは抑えきれない事もありました。
上の子のイヤイヤ期
2歳差で出産すると、上の子はイヤイヤ期の絶頂ですよね。我が家も例外なくその洗礼を受けて、ワンオペが最も辛かった長男生後3か月の時にイヤイヤ期のピークが訪れます。
- 着替えるのイヤ!
- ご飯食べるのイヤ!
- 靴はくのイヤ!
- 外行くのイヤ!
- 部屋で遊ぶのイヤ!
- お風呂入るのイヤ!
一体何ならイヤじゃないのかと当時は絶望していました。
単なる自我の形成期とわかっていてもこれが一日に数十回繰り返されると、仏でもない限り寝不足と疲労の中で毎日感情を抑制し続けるのは至難の業です。
▼上の子への接し方を変えて育児がグンと楽になった経験をまとめました。
上の子と下の子の生活リズムの違い
最初は特に意識せずに思うままに二人のペースを尊重していたら、睡眠不足がひどくなりイライラしがちに。このままではやっていけないと感じました。
その後、1日のスケジュールを見直して2人とも一緒に昼寝できるよう工夫したら、8割くらいはダブル寝かしつけが成功するようになり育児がグンとラクになりました♪
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お風呂&寝かしつけがとにかく大変
世の中の2歳差育児中のママが一日の中で特に大変だと思っているのはお風呂&寝かしつけだと思います。
特に私が辛かったのは冬のお風呂。社宅なので浴室暖房なんてなく、上の子とシャワーの奪い合いで凍える毎日。出たら出たで着替えを嫌がり「風邪ひくよ!」と言っても拒絶。
疲れ切った体で追いかけまわしてようやく着替えたと思った瞬間に、パジャマにお茶をジャーなんて時はイライラを通り越して全てを投げ出したくなったものです。
▼下の子の月齢に合わせた2歳差育児のお風呂のコツはこちら
▼2歳差寝かしつけのポイントは「○○の順番」
休む暇も自分の時間もない
完璧な育児を目指せば目指すほど休む暇も自分の時間もなくなり追い詰められていきます。だから、ママが頑張るべきことは「手抜き」だと断言できます。
2歳差育児の手抜きワザ5選【育児編】
イライラ回避のために必要な事は「ママの体力温存」です!そのために、下の子が生まれてから、上の子の育児とは変えた(変わった)ことが5つありました。
離乳食が適当になった
1人目の離乳食はとにかく張り切って、写真を撮って記録をつけたりアプリで食べた食材やアレルギーの管理をしていました。
しかし2人目の離乳食を迎える頃には、上の子と同じようにはしてあげられないと早くから悟りました。どんなことをしたかというと…
- 作り置きから「取り分け」に変えた
- ゆでる調理を「電子レンジ」か「電気圧力鍋」に変えた
- ベビーフードをストックしておくようになった
この3つです。
ズボラな私には「作り置きを作る」ことすら面倒で、どうしても自分が食べたいものがある場合を除いて基本的に「取り分け」が可能なメニューで食事を調整するようになりました。
例えばカレーやシチューなどが良い例です。味付け前に野菜を取り出して、つぶして下の子にあげるだけ。上の子と自分はそのままカレーを食べる。2回分くらい取り分けておくと、翌日にも使いまわしが可能です。
また、茹でる調理は下の子はハイハイで危ないし、上の子は調理中突然ぶつかってきたりするようになったのでなるべく控え、電子レンジと新たに投入した電気圧力鍋を積極的に使うように。
疲れて料理したくない時のために、ベビーフードと上の子用のレトルトは常備しておくようにもなりましたね。
▼離乳食は便利グッズを活用すると時短できますよ!
部屋を片付けるのは1日1回
片づけの習慣はとても大切なしつけの1つですよね。上の子だけだった時は、散らかる都度「ないないしようね~」などと言い片づけるよう心がけていました。
同じことを2人目が生まれてからもしていたんですが、ある時「1日中片づけで終わっている」ということに気づきました。もちろん、労力のいる事なので疲れますよね。
それよりは子供と遊んだり遊ぶ様子を見たりして、1日1回どこかでリセットすればいいというルールに変えました。日々の成長を見れるし体力的な負担も減るのでおすすめですよ♪
寝かしつけの時間を決めた
上の子と下の子を一緒に寝かせるのは本当に大変ですよね。特に夜。どちらかが寝たと思ったらどちらかが起きてしまうことも多々。
だから私は寝かしつけは夜21:00までしか頑張らないと、時間の制限を設けました。あとは「もう寝る時間だからおやすみ~」と言って適当にごまかします(笑)絵本読んで~と言われても寝たふりを決め込みます。
実際、育児本でも「寝たふり」は有効な寝かしつけの手段だとされてますし、そのまま寝てしまっても全然OK!上の子の時は夜中何時間も頑張って寝かせていた(夜中2時に起きて5時まで寝ないのパターン)のですが、ずっと付き合う必要は全くなかったなと今となっては思います。
おもちゃレンタルを活用する
下の子が生まれたのは10月末でした。なので、ようやく外に行けるようになる生後3か月になる頃には季節は真冬。寒くて下の子が可愛そうと思う一方で、外で遊びたい上の子がストレスを抱えていきました。
色々調べて採用したのが「おもちゃレンタル」。
私が契約したのは年会費を払えばあとは送料のみで無期限でレンタル出来るサービスで、室内用のブランコ付きジャングルジムを最初は借りました。これが上の子に大ヒット!
春が来るまでの間外に行けず家ですごすときはずーっと遊んでいて、その間に家事が出来たり体を動かしてもらえたりと本当に借りて心からよかったと思っています。
上の子の「自分で出来る」を増やしていく
下の子は当然ながら自分で出来ることはまだ何もありません。けれども上の子はちょっと頑張れば出来ることが沢山あります!
出来たことをほめるのを繰り返すと徐々に出来ることが増えていき、少しづつ親の手を離れてママの負担が減っていきます。寂しくもあるんですけどね…。
2歳差育児の手抜きワザ5選【家事編】
家事が効率的に素早く終わればママの体力温存にも効果的!ということで、私が実践してきた5つの手抜きワザをご紹介します。
家事は子供が起きてる時に済ませる
家事は子供が起きてる時にやります。そうすれば、子供が寝た時点から自分の時間にすることができますよね。
ママには心の余裕が生まれますし、子供は生活にどんな家事が必要か理解できます。また、お手伝いをお願いすれば手先の訓練にもなる知育上のメリットも。
因みに子供が寝た後に旦那が返ってきてご飯を食べても、その食器を洗うのは翌朝と決め込むほど徹底していました(笑)
食材宅配とネットスーパーとパパのフル活用
さて、イヤイヤ期絶頂の子供と数キロの赤ちゃんを抱っこして買い物なんて今すぐやめましょう。消耗するだけです、よほど買い物自体が好きなわけでなければ。
私は3つの方法をこんな風に活用していました。
- 食材宅配→夕食の時短調理
- ネットスーパー→日常的な買い物
- パパ→買い忘れたもの担当
中でも大事なのはパパの協力です。
買い忘れとかストックが切れて明日ないと困る!という時って結構あります。是非、お願いしてみましょう!そして、買ってきてくれたらお礼の言葉も忘れずに。
電気圧力鍋の活用
下の子はハイハイ、上の子は激しく動き回る頃。鍋やフライパンで調理をしている時に足元を掴まれたりなどすると、とても危ないと感じていました。
そんな時役に立ったのが電気圧力鍋です!火を使わず材料を入れてスイッチを押すだけで、あとは放置していれば煮物やカレーが完成する優れもの。ここ数年で買ってよかったものランキング堂々の第1位です。
朝と夕方のテレビタイム
1人目の育児の時、テレビを見せると創造力が失われるというのを何かで見てから「なるべく見せてはいけないもの」という考え方をもっていました。
けれどもテレビに対する考え方は下の子を出産すると「家事を効率的に行うためのツール」に変わりました。いまでは朝食の片付けの際にきかんしゃトーマス、夕飯の用意の時にこどもちゃれんじのDVDなど、1日の中で家事に集中したい時に子供に楽しんでもらうようにしています。
掃除は週末に家族総出で
机や椅子のふき取りなど衛生的に都度しなければならない清掃はしていますが、全体的に掃除機をかけたりすることは毎日やっていません。なぜなら、そんな余裕があったら休むべきだからです。
我が家では週末どちらか1日でかける事が多いので、残りの1日で掃除を家族みんなでやるようにしています。コロコロやワイパーは子供も楽しくやってくれる(少し邪魔?)ので、日ごろサボっていても問題ありません。
時には他人も頼るべし!知っておくべき育児系サービス
「疲れてもう無理!」そんな時がきっとあると思います。限界を感じた時のために、頼れる人やサービスを決めておくのも大切です。
一緒に住んでいる旦那さんはもちろんのこと、お金を払って使える育児系サービスは押さえておいたほうが絶対にいいです。
- ファミリーサポート(※)
- ベビーシッター
- 一時預かり&一時保育
【まとめ】二歳差育児のイライラ回避法10選
今回の記事でご紹介した、2歳差育児のイライラ回避法10選をまとめます。
- 離乳食は取分けやベビーフードを活用
- 部屋のリセットは1日1回で時間を固定
- 寝かしつけの時間を決める
- おもちゃレンタルの活用もおすすめ
- 上の子の出来る事を少しづつ増やす
- 家事は子供が起きている時にやる
- 食材宅配やネットスーパーの活用
- 電気圧力鍋を活用して時短調理
- 家事の効率化にテレビタイムを設定
- 掃除は週末に家族みんなで行う
この中であなたのライフスタイルに合っているものをいくつか取り入れれば、体力的&精神的負担が減り、イライラも軽減するでしょう。
そして、笑顔のママへ。
2歳差育児が最も辛いのは、最初の1年。どうか乗り切ってください!心から応援しています。
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