専業主婦で2歳差育児をしているママはどんな生活をしているんだろうと気になりますか?
- 子供は可愛いけど24時間365日一緒は大変そう
- 他の大人と喋る機会が極端に少なそう
- 家事と育児だけで一日が終わってしまう
インターネットで調べても、どちらかと言えば「大変」なイメージが多いですよね。私自身も専業主婦として2歳差の姉弟を育てていますが、最初の一年は本当に辛かった…と振り返ります。
この記事では、
- 専業主婦の2歳差育児の日常
- 実際に大変だと感じた事
- 少しでも負担を減らすためのコツ
をご紹介したいと思います。
専業主婦特有の2歳差育児の大変さは、周囲の助けや便利グッズを活用することでママの負担をグンと減らすことができますよ!ぜひ、この記事を読んで上手に手抜きして自分時間を作りましょう♪
専業主婦の2歳差育児は幼稚園に上がるまでが勝負!

2歳差育児において専業主婦は下の子が生まれてから上の子が幼稚園に上がるまでの約1年~2年程度の期間、平日はずっと子供2人と一緒の1年間を過ごします。いくら子供は可愛いと思っていても、本音は「大変」です。
ズバリ!専業主婦の2歳差育児は上の子が幼稚園に上がるまでいかにラクするかがポイントです。
具体的に何が大変なのか、まずは2歳差姉弟を育てる専業主婦(私)がどんな感じ1日を過ごしていたのかご紹介しますね。
【専業主婦×2歳差育児】1日の過ごし方

2歳差育児がハードなのは最初の1年!ということで、長男が生後半年くらいの頃の我が家のスケジュールをご紹介したいと思います。
【前提条件】
- 家族構成:ママ(30代半ば)、パパ(30代後半)、長女(2歳3ヶ月)、長男(0歳5ヶ月)
- 上の子と下の子の年齢差:1歳9ヶ月
- 住まい:東京都23区内・社宅暮らし
- 平日の家事・育児:基本ワンオペ
- 休日の家事・育児:家事→ママ、育児→パパ中心
1日のスケジュール(下の子:生後半年)
- 6:30 上の子起床、下の子&ママが起こされる(※朝のオムツ変え×2人分)
- 6:50 朝食準備開始 パパ起床
- 7:15 家族全員で朝食
- 7:45 朝食片付け&授乳
- 8:15 パパ出社
- 8:20 子供たちのトーマスタイム(※ママの小休憩①)
- 9:15 公園へおでかけ(雨の日は室内遊び)
- 10:00 抱っこ紐で朝寝(下の子)
- 11:00 帰宅&昼食準備
- 11:30 昼食&離乳食
- 12:00 後片付け&授乳
- 13:30 上の子昼寝
- 14:00 下の子昼寝(運が良ければ2人一緒のことも…)
- 15:00 子供を起こす&おやつ(上の子)&授乳(下の子)
- 16:00 室内遊び
- 17:00 夕食準備
- 18:00 夕食&授乳
- 18:30 お風呂
- 19:15 着替え&夕食の片付け
- 19:45 おもちゃ片付け&歯磨き
- 20:00 寝かしつけ
- (子供が寝たら) 自分の時間
- 24:00 就寝(夜中に下の子が1回程度起きる)
この頃はパパが激務で遅く帰る事が多く、朝のお世話も一人でこなしていたので起きた瞬間からとにかくバタバタ。そして、ご覧いただければわかると思いますが、とにかく一日が長いです。
テレビタイムなどをうまく活用してママ自身が休憩する時間を1日のスケジュールの中に組み入れないと、いつか限界が訪れてしまうと感じました。
▼ワンオペ2歳差育児のより詳しいスケジュールはこちら

私が感じた専業主婦特有の2歳差育児で大変だったこと5つ

このような毎日を送る中で、私が専業主婦時代に大変だと思っていたことは主に5つありました。
1日3食・3種類の食事作り(大人分・離乳食・幼児食)
専業主婦の場合は保育園に預けることができないので、子供2人・1日のお世話を全てママ1人ですることになります。その中でも私が最も辛かったのが「料理」です。
下の子の離乳食が始まるまではまだ母乳をあげるだけでよかったのが、離乳食が始まった途端に一気に料理の手間が増えます。
離乳食のみでなく上の子の食事も大きさなどにまだ注意が必要なので、
- 大人用
- 幼児食
- 離乳食
の3つを毎回作らなければならないのです。
少しでも負荷を減らそうと作り置きから「取り分け」のスタイルに変更。
鍋やカレーなど効率よく大人向けと子供向けの調理ができるものを取り入れつつ、便利グッズにも力を借りて乗り切りました。
▼離乳食初期を10倍ラクにする便利グッズを紹介した記事はコチラ↓

イヤイヤ期・あかちゃん返り・トイトレのトリプルパンチ
2歳差だと下の子が生まれた時点で上の子は1歳半~2歳半くらい。想像はしていましたが、育児において大変とされる三大要素である
- イヤイヤ期
- 赤ちゃん返り
- トイトレ
が一度にやってくる洗礼を受けなければなりません。
いずれも単体で攻めてきてくれるのであれば楽勝なのですが、一度に襲い掛かられるととにかく辛いです。
「ご飯を食べるのがイヤ!」と食事も食べずに下の子にあたり散らし、仕舞には注目を自分に集めるためにわざとお漏らしをしたり…こんなことが下の子が1歳になるまでは日常茶飯事でした。
イライラする自分に罪悪感を感じこのままだと後悔すると思い、上の子との接し方を根本的に変えました。
「上の子優先」の現実と心がけで変わった親子の関係について別記事にまとめています。

家族以外の大人と話す機会が激減する
私は長男が生後7ヶ月の頃から在宅ワークを始めたのでオンライン会議などで大人と話す機会が増えましたが、専業主婦の時代は日中は何も喋れない赤ちゃんと言葉を覚え始めたばかりの幼児と3人きりの生活。
外出してママ友とでも喋ればと思われそうですが、その労力すら惜しいほど疲れ切っていたんですよね。そして、1日の中で旦那以外の大人と喋らないというのは、結構なストレスになることを、この時初めて知りました。
家の前に公園があるので、息が詰まりそうな時はあえて外に出るようにしました。
「こんにちは」と知らないママやおばあちゃんに挨拶するだけでも、少し心が軽くなったように思います。(そのまま話が盛り上がることもありました)
凍えながらこなす真冬のワンオペお風呂
専業主婦の大半の方は、平日ワンオペ育児をされているかと思います。私もその一人なのですが、1日の中で一番ドタバタするのがお風呂の時間でした。
下の子が歩けるようになるまでは特に大変で、事前準備からお風呂での過ごし方、そして出た後のお世話を一人でやるのは至難の業です。
下の子の月齢に合わせて優先順位を決めたり順番を工夫したりして効率化することにより乗り切りました。
私が実践してきた工夫は別記事にまとめたので、お風呂タイムを少しでもラクにしたい方はぜひチェックしてみてくださいね♪

なかなかうまくいかない寝かしつけ
専業主婦の場合、平日の寝かしつけはママが行っている方がほとんどかと思います。我が家も旦那の帰りが遅いので、平日の寝かしつけはほぼ100%ママがやっています。
子供が1人だった時は成長に合わせた寝かしつけを色々とやってあげられていたのが、2人になるとどちらかに合わせる必要が出てくるのが悩みどころ。
2歳差育児では上の子に合わせるのが基本ですが、そうすると下の子がなかなか寝付かなかったり…。
上の子優先を基本に、下の子の成長に合わせて寝かしつけスタイルを変化させ乗り切ることができました。
試行錯誤の1年間の寝かしつけ記録を別記事にしたので、月齢別の対処法が知りたい方はあわせて読んでみてくださいね。

専業主婦が2歳差育児を乗り切る3つのコツ

外で働いていないと「育児は自分の仕事だから全てこなさないと」と思っている専業主婦の方も多いと思いますが、その考えは間違いです。
今回5つの大変だったポイントと乗切った方法をご紹介しましたが、それ以外にも色々工夫をしてみた内容を書いたので参考にしてみてくださいね!
育児は夫婦で協力し、助け合っていくもの。そして、時には家族だけでなく、外部のサービスを積極的に活用して子供が小さく世話がかかる時期を乗り越えていく必要があります。
惜しみなく便利グッズに頼る
外で働いていない場合、日中の育児も家事も全てママ一人でこなすことになります。でも、2人差育児をワンオペして感じたことは、自分一人では子供2人を育てるのは難しいということです。
周囲の助けや便利グッズがあってこそ、健康で育児が出来るなと1年半経過した今でも思いますね。
▼2歳差育児の辛い1年を乗り切る便利グッズを知りたい方、必見!

旦那さんにも出来る範囲での協力を求める
専業主婦として旦那さんの扶養で生活していると、育児の手助けを求めてはいけないのではと悩む真面目なママもいるかもしれません。
でも、そんな時こそ辛いこと・大変なことは正直に話してみてはいかがでしょうか?
私も2人目が生まれて実母のサポートが無くなって1ヶ月が経過した頃「一人で全てやるのは辛い」と旦那に打ち明けたところ、土日の寝かしつけを代わってくれたり、ママ一人の時間を作れるようにしてくれたりととても協力してくれるようになりました。
自分でなくても出来ることは外注する
日中1人で育児をしていると、子供2人を連れて買い物に行くのはかなり大変ですよね。ベビーカーを使ったとしても、店内での立ち回り、荷物の持ち運びなどを考えるとまとめ買いが中々難しくなります。
私は下の子が生まれて以降、ネットスーパーや食材宅配を利用して食料品のまとめ買いをして、少しでも買い物の負担が減るように努めています。
食材宅配は若干割高、ネットスーパーも手数料が取られるので敬遠している主婦の方も多いとは思いますが、辛いのはほんの1年。目一杯活用しても将来子供が大きくなって働くことが出来るようになれば、十分回収できる金額です。
ぜひ、今を少しでも楽にする手段として、買い物など外注サービスの検討をしてみてくださいね!
辛い1年を乗り切るには「一人で抱え込まない」ことが大事
専業主婦が2歳差育児を乗り切る3つのコツをまとめます。
- 旦那さんにも協力を求める
- 外注サービスを積極的に利用する
- 便利グッズを徹底活用する
大変な事があってもどう対処すればよいのかわかっていれば、怖い事はありません。
専業主婦だからと引け目を取らず、旦那さんや両親、また、自治体など外部のサポートも経つつ、育児を気楽に楽しんでいきましょう!
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