この記事では、
- 代表的なノンフライヤーの調理時間目安
- ノンフライヤーを使った時短調理のコツ3選
をご紹介しています。
これからノンフライヤーを買おうと思っている方、あるいは購入を迷っている方はノンフライヤーで調理をするのにどのくらいの時間がかかるのか、また、時短調理で美味しく仕上げるコツをこの記事で知ることができます。
結論から言えばノンフライヤーの調理時間自体は油で揚げるよりもかかりますが、後片付けの手間やほったらかしで他の一品を作ったり家事ができることを考えると、かなりの時短料理家電です♪ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ノンフライヤーの調理時間は2つに分けられる!
ノンフライヤーを使うときに注意したいのが、説明書に記載のある調理時間以外に「余熱時間」が推奨されている点です。
つまり調理にかかる時間は、
- 余熱時間
- 加熱時間
この2つの合計時間ということになります。
余熱なしでも調理することは可能ですが、低い温度から調理をするとサクサクした食感が十分になりません。お肉を強火で焼いて肉汁を閉じ込めるように、しっかり高温で焼いたほうが水分も保ちつつ中までしっかり火が通りおいしくなります。
余熱時間はノンフライヤーのメーカーによっても異なりますが、大体3~4分程度の商品が多そうです。なので、次にご紹介する調理時間目安に3~4分程度足した時間が実際に調理にトータルでかかる時間の目安になります。
▼ノンフライヤーは電気代も節約?!
【料理別】ノンフライヤーの調理時間の目安
代表的な揚げ物料理をノンフライヤーで調理するとどのくらいの調理時間がかかるのか、3つのメーカーで調査してみました。
- 余熱時間は含みません
- 「-」は調理時間不明
- 右にスクロールできます
調理メニュー/商品 | フィリップス ノンフライヤー |
レコルト エアーオーブン |
ティファール アクティフライ |
---|---|---|---|
鶏のからあげ | 12~13分 | 15分 | 20分 |
フライドポテト(生) | 15~16分 | 15分 | 20~25分 |
フライドポテト(冷凍) | 6~7分 | 15分 | 20分 |
エビフライ | 7~8分 | – | 9分 |
調理時間だけ見ると普通に揚げ物をするよりも2~3倍、またはそれ以上時間はかかります。ただ、料理にかかる時間って調理時間だけではありませんよね。準備する時間や後片付けにかかる時間など色々な手間がかかって料理は出来上がります。
普通に油で揚げる調理に必要な油の後片付けなど面倒な工程はノンフライヤーには必要ありませんし、ほったらかしに出来るので調理中は他の料理を作ったり趣味を楽しんだり別のことに時間をさけるのが特徴です。
ノンフライヤーは調理時間の短縮ではなく、後片付けなどの手間の省略や調理時間に別のことをできるという点で時短家電である
▼時短できるノンフライヤーの原理
ノンフライヤーで美味しく時短できるコツ3選
私もノンフライヤーを買おうと思って今回調理時間を色々調べてみましたが、意外にノンフライヤーは時間がかかる調理家電だということがわかりました。
ただ、3つのコツを守ることで、ノンフライヤー調理時間を短く、そして料理を美味しくできることが分かったので合わせてご紹介しますね!
しっかり余熱する
先ほどご紹介した通り、ノンフライヤーには「余熱時間」というものがあります。余熱をしっかりとした状態で調理を開始することで、レシピの調理時間目安と同じくらいで完成します。
余熱をしなくてもノンフライヤーで調理することは可能ですが、最初の温度が低いとカラっとした仕上がりにならず水っぽくなってしまい美味しさが半減してしまうばかりか余計に時間がかかったりもしてしまいます。
オイルスプレーを活用する
ノンフライヤーは油を使わずにヘルシーに調理できるのが最大の魅力と言ってもいいほどですが、実は少しだけ油を足すとより美味しくカラっと見た目の仕上がりも美しく、火の通りも早くなり調理時間を短縮することが可能です。
ただ、そのまま油をかけるのは正直あまりヘルシーではありません。そんなときに活用するのが「オイルスプレー」。油を霧状噴射するので最低限必要な油で食材をコーティングすることが可能で、ヘルシーさと美味しさの両方を実現できます。
食材を入れすぎない
ノンフライヤーは容量がそれほど多くないのがデメリットの一つのため、つい一度にたくさん調理しようと食材を詰め込めてしまいがちに。適量を超えた食材は温度を下げる要因となるため控えたほうが無難。
商品の公式レシピなどを参考に適量調理をすることで、調理時間も必要以上にかかる失敗を防ぐことが可能です。
ノンフライヤーが時短にならないケース
ノンフライヤーは後片付けの手間を減らせたり、ほったらかしにして他の料理などに時間をさけるという意味で時短家電と言えます。
ただ、料理を大量に作る場合は、圧倒的に油で調理したほうが後片付けを含めてもトータルでかかる時間は少ないです。
メーカーや商品にもよりますが、ノンフライヤーでは1回あたり大人1人~2人+子供程度の容量しか調理できません。
なので、
- 育ち盛りの男の子が3人いる
- パーティー用の揚げ物を作る
- 大量に作り置きする
こんなケースにはノンフライヤーは少し不向きなのかなと個人的には思います。
ノンフライヤーで時間を有効活用!
ノンフライヤーの調理時間&時短のコツをまとめるとこんな感じです。
- ノンフライヤーは調理時間が油で揚げるよりも数倍かかる
- 揚げ油の処理が不要なので後片付けの時短には最適
- ほったらかしで済むため空いた手で他の一品を作れる
また、小さな子供のいる主婦としては、油を使わずに安全に調理できるというポイントもものすごいメリットだと感じでいます。油跳ねでやけどをしたり服が汚れないというのも女性にとってはうれしいですよね。
ノンフライヤーは調理時間が意外にかかりますが、後片付けが油での揚げ物よりもはるかに楽でありほったらかしで調理の合間に別の1品を作ったりと時間の有効活用が可能な家電の1つです。ぜひ、活用してみてくださいね!
▼ノンフライヤーってどう使うの?
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